ファン読者「ボンマルシェアンバサダー」 新たなつながりで広がる共感の輪

 今年4月、緊急事態宣言が発出された直後のボンマルシェ4月号では、編集部としてどんな情報をお届けするべきか悩む中、アンバサダーに「家にいる時間が増えた今、何をしていますか?」という緊急アンケートを実施しました。すると、わずか36時間で111人が回答。これには編集部も大変勇気づけられました。「マスクを手作り」「Zoomヨガで健康管理」など前向きな意見や、「自分と向き合い、いつも通りに」「努めて冷静に過ごす」など日常維持派の声をまとめて掲載したところ、「今を生き抜くヒントをたくさんもらった」「孤独になりがちだが、連帯感を感じた」といった反響が寄せられました。

ボンマルシェ4月号にアンバサダーのコメントを紹介

 読者同士の“つながり”の恩恵を改めて実感した編集部では、このような状況下でも、アンバサダーの交流を続けたいと考えました。昨年から「ボンマル会議」という名称で、コアファンといえるアンバサダー10~20名の読者会議を3回実施していましたが、リアルの対面が難しいのであればオンラインで、と企画したのが「お茶会」です。

 自粛生活も長くなってきた4月30日(木)午後、Zoomを使って5人のアンバサダーと、初の「ボンマルオンラインお茶会」が実現しました。慣れないツールと格闘しながら準備し、初対面のアンバサダー同士、それも画面越しに会話が弾むのかどうか・・・不安を感じながらも、各自、手元に用意したお気に入りのお茶、お菓子とともに自己紹介でスタート。あっという間に打ち解けました。

アンバサダー5人と編集部4人が「ボンマルオンラインお茶会」で交流
ボンマルシェオンラインでの記事はこちら

 お茶会では、4月号に掲載したアンバサダー記事の制作秘話を披露。初校であふれかえったコメントをいかにまとめたか、リアルな裏話を交えながら、制作途中のゲラも特別に公開しました。参加したアンバサダーからは「ボンマルシェにより一層親しみを感じました」と愛着を深めていただいたり、「ボンマルシェという土俵があっての安心感は半端ない!」と共感の場としていただいていることがわかったり、実り多い90分となりました。

 この「お茶会」は定期的に継続しつつ、現在はもう少し規模を拡大して、人気連載をもつ料理家・コウケンテツさんのオンラインイベントを企画中です。ボンマルシェに、アンバサダーは欠かせない存在であり、今後もリアル、オンラインでの交流の可能性を広げていきたいと考えています。


ボンマルシェは今年3月に創刊10周年を迎えたライフスタイル特集です。食、健康、美容、旅など、暮らしにすぐに役立つ情報を月1回、朝日新聞朝刊とオンラインに掲載しています。2017年から「アンバサダー」という読者コミュニティーを形成し、読者会議やイベントを通じて定期的に交流の場を作っています。

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