「宣伝会議賞」新ロゴマーク
株式会社宣伝会議は、日本最大規模の公募広告賞である「宣伝会議賞」の公式ロゴマークを刷新した。デザイン・制作は、東京2020大会エンブレムの制作者である野老朝雄(ところ・あさお)氏が手がけた。
同賞は、1962年にスタートし、今年で54回目を迎える日本最大規模の広告賞。日本を代表する企業の実在する商品・サービスを課題として、広告表現のアイデアを募集する公募型の広告賞だ。これまで広告界を代表するクリエーターを多く輩出し、長年にわたり「コピーライターの登竜門」として知られている。
野老朝雄氏
2017年の第55回という節目を迎えるにあたり、同賞を象徴する公式ロゴマークを新たに策定した。デザイン・制作を担当したのは、東京2020大会エンブレムを手がけた野老朝雄氏。
新ロゴマークを制作するにあたり、野老氏は、多くの人が目指す「頂点」を表現したいと考え、ピラミッドを上から見た様子をイメージしたという。さらに、平面で見たときには、「一つの言葉が、波紋のように周囲へと強く・広く影響を及ぼしていく」様子にも見えるようにもした。
「宣伝会議賞」新ロゴマーク発表会
広告界に根差した広告賞として歩みを進めてきた同賞は、新たなステージに向けて進んでいく。
第54回宣伝会議賞の応募は9月1日から始まり、11月11日に締め切られる。
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