時代の意識の最前線が集まった「一般公募・新聞広告の部」
2024年度第73回朝日広告賞「一般公募・新聞広告の部」グランプリは、彩きもの学院による課題「着物を美しく着る文化を後世に引き継ぐ」を扱った作品です。制作したのは奥野真由氏と難波航太氏。
朝日広告賞の公式サイトでは入賞作品と審査委員の評価コメントを紹介しています。

プロトタイプのレベルが上がった「一般公募・デジタル連携の部」
2024年度第73回朝日広告賞「一般公募・デジタル連携の部」グランプリは、はとバスの課題「はとバス目線ツアー HATOBUS View Tour」を扱った作品です。制作に携わったのは山岸奏大氏、馬場陸斗氏、角替祐太氏、小林健太郎氏、米田昌生氏の5名。
3回目となる「一般公募・デジタル連携の部」に対する審査委員の感想なども朝日広告賞の公式サイトで紹介しています。

真摯なメッセージが審査委員たちの心を打った「広告主参加・新聞広告の部」
2024年度第73回朝日広告賞「広告主参加・新聞広告の部」グランプリは2024年10月4日付朝日新聞に掲載された、衣料品ブランドの企画・製造を担うビギが自社ブランド「YOSHIE INABA(ヨシエ イナバ)」の終了を伝える広告です。
朝日広告賞の公式サイトでは入賞作品と審査委員の評価コメントを紹介しています。

10万人が参加したキャンペーンがグランプリに「広告主参加・デジタル連携の部」
2024年度第73回朝日広告賞「広告主参加・デジタル連携の部」グランプリは、講談社の「スキップとローファーと能登」キャンペーンです。
能登半島地震の被災地復興を支援するため、石川県奥能登出身の高校生が主人公の漫画「スキップとローファー」の特設サイトを開設。サイトで第1話を読むことで1人につき100円が寄付される仕組みで、2024年12月23日付朝日新聞朝刊で告知後、約10万人が参加しました。
朝日広告賞の公式サイトでは入賞作品と審査委員の評価コメントを紹介しています。

>>講談社のキャンペーン詳細は広告朝日でも紹介しています
漫画「スキップとローファー」が目指す被災地支援の取り組み 世代・地域をつないだ広告と企画とは
>>朝日広告賞サイトでは第73回を始め、過去の入賞作品も紹介しています
入賞作品:朝日広告賞
優れた広告活動を顕彰し、才あるクリエーターを発掘することを目的として1952( 昭和27 )年に創設された朝日広告賞は、昭和、平成、そして令和と、各時代のすぐれた新聞広告を顕彰し、広告文化の発展に寄与してきました。
紙面に掲載された広告を対象とする<広告主参加>と、若きクリエーターが腕を競う<一般公募>の応募作品は、各界を代表する審査委員たちの厳しくも愛情あふれる目で厳選され、時に新たな価値観を提示し、時に普遍的な美を私たちに想起させてくれます。
朝日広告賞は、築かれた伝統の重さを大切にしながら、これからも広告表現の新たな可能性を切り開くべく、絶えず挑戦し続けます。