Z世代に大人気 なえなのさんが部活生を全力応援
6月、東京都港区にある朝日放送テレビ(ABC)東京支社で、「部活ピーポー全力応援!ブカピ!」(ABCテレビ毎週火曜深夜放送中※一部系列局でも放送)の収録があった。
同番組のMCはSNS総フォロワー数が約700万人にのぼる、なえなのさん。この日は、静岡市にある東海大付属静岡翔洋高校女子硬式野球部が取り上げられた。
【女子野球】初の全国制覇を狙う東海大学付属静岡翔洋高校 女子硬式野球部特集・後編!〔ブカピ217〕
今年の春に東京ドームで行われた第25回記念全国高校女子硬式野球選抜大会で準優勝を果たした同部。キーパーソンやオリジナルの練習方法、日々の生活がVTRに映し出されると、なえなのさんは何度もうなずいたり、驚いたりしながら「すごい」「かっこいいね」と声を掛けた。
地上波番組MCを務めるなえなのさんはブカピで「部活生みんなのマネージャー」として番組やラジオ、SNSで魅力を発信する。
こうして届けられているのは、部活訪問や大会取材からラストミーティングなど。部活生のリアルと感動を伝えるコンテンツは、同世代を中心に共感を呼んでいる。
それを裏付けるのがブカピのYouTubeチャンネル「ブカピ 部活ONE」 の登録者の年齢層だ。17万人以上が登録していて、約4割を13~24歳の若年層が占めている。(※2024年4月時点)
メディアとして、最近では“保護者世代“にも認知が高まってきているという。数多くの媒体を持つ朝日新聞社でも、若年層を中心に支持される動画媒体としてブカピは成長を続ける。
リーチの難しい若年層と「応援」の視点でつながるブカピ
ブカピは立ち上げ当初から「部活生の応援団」として若いアスリートを応援してきた。バスケットボール部や野球部、バレーボール部、サッカー部、ラグビー部、ダンス部、吹奏楽部など、運動部から文化部まで幅広い部活を取り上げて定期的なコンテンツの発信を続けてきた。
関係する競技団体の協力を得ながら、YouTubeや地上波テレビ・ラジオ・SNSなどを通じて大会の盛り上げや競技の普及にも貢献する。若いアスリートを応援したいと考えている企業と連携したタイアップ企画やオリジナル動画の制作なども行っている。
ブカピでは、朝日新聞社と朝日放送テレビに加えて、北海道テレビ放送(HTB)、テレビ埼玉、名古屋テレビ放送(メ~テレ)、九州朝日放送(KBC)、北陸朝日放送(HAB)、UX新潟テレビ21(UX)での地上波放送と広島ホームテレビを加えた系列局と連携している。
各地の取材網を活かして、地域性の高い動画を連動させながら、全国各地の幅広い部活動を取り上げている。
▲なごやかな雰囲気の収録現場
部活訪問や大会取材、最後の大会を終えたチームに迫る人気シリーズ「ラストミーティング」、注目アスリートの密着取材など、部活生のリアルな姿に迫っていくことで、若年層の心に響くコンテンツ作りを目指している。
スポーツを始め様々な部活動取材が豊富なカメラマンによる撮影体制が整えられている点も強みだという。
コンテンツの魅力をさらに高めているのが地上波番組MCを務める「なえなの」さんの存在だ。部活生と世代の近い、なえなのさんの自然体のリポートやオリジナルのコメントが入ることで、その競技に関係する人だけでなく、多くの人に楽しんで、共感してもらえる内容になっている。
「応援」を共創することで、Z世代へ広く深く届ける
こういった姿勢が評価され、これまでに数多くの企業とのタイアップや動画広告配信を行ってきた。
特にクライアントに人気なのはYouTubeチャンネル「ブカピ」とのタイアップ。要望や課題に合わせて企画した動画コンテンツで、Z世代への認知やオウンドメディア・店舗誘導などを実現した。
動画には、現役の部活生の他、プロアスリートや大学生アスリートが登場する例もある。なえなのさんがCMや動画の企画を立案し、クロスメディア展開して、視聴者に訴求する事例もあった。競技団体や現場と連携・調整しながら実施している。
2023年、大塚製薬とタイアップした事例では、同社のプロジェクト「ポカリ写真部」を取り上げた。
▲YouTubeチャンネル「ブカピ」より「PR【ウインターカップ2023】男子決勝に派遣された「ポカリ高校生カメラマン」にブカピが完全密着!【ポカリ写真部】」( https://youtu.be/kC8DT20I8iQ )
ポカリ写真部メンバーの高校生カメラマンが、高校バスケ最高峰の全国大会「ウインターカップ」男子決勝を撮影し、その写真を使用したPDF号外を会場で配布。撮影に参加した高校生たちの様子を大会本番前から密着したドキュメンタリー動画を、YouTubeチャンネル「ブカピ」で公開した。
▲会場で配布されたPDF号外
加えて、ブカピ公式インスタグラムでも写真を紹介。多角的なアプローチでの訴求を実現した。
質の高いコンテンツ、展開の選択肢もさまざま
「ブカピ」のYouTubeチャンネルではノンスキッパブル広告での動画配信も行っている。ブカピのYouTubeアカウントでは、YouTube広告を純広告のように広告配信できる契約をGoogle社と結んでおり、チャンネルスポンサーとして、ブカピチャンネルの動画に広告配信をすることも可能だ。
朝日新聞社と朝日放送テレビという二つのメディアが、双方の強みを最大限生かした質の高いコンテンツがZ世代に共感を生んでいる。
「日々、部活生のリアルな声に触れているメディアだからこそ、Z世代のニーズや専門的な知識、ネットワークを培ってきました。多くの皆さまのご支援・ご協力により、ブカピの認知も年々広がってきています。若いアスリートを応援したいと考えている企業の皆さまともぜひ連携しながら、一緒に部活生や若いアスリートを応援していきたいと考えています」(朝日新聞社メディア事業本部アライアンス事業部の担当者)