言葉の印象は、すべて受け手が決める、それが、朝日広告賞受賞時から変わらない僕のコミュニケーション観

 朝日広告賞受賞者の、受賞の頃のエピソードから現在の活躍までを紹介する『Now&Then』企画。

 第3回目は、第37回準グランプリを受賞した、クリエイティブディレクターでコピーライターの山本高史さん。「変われるって、ドキドキ」(トヨタ カローラ)、「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」(オリンパス)、「未来は、希望と不安で、できている。」(三井住友海上)など数々の名作コピーを生み出している。

山本高史(やまもと・たかし)

コトバ クリエイティブディレクター・コピーライター

1961年生まれ。85年大阪大学文学部卒。同年電通に入社。コピーライターとして活躍し、数多くのキャンペーン広告を手がける。2006年に電通を退社、コトバ設立。トヨタ自動車カローラ、サントリー天然水、JR東日本Suica、オリンパス企業広告、キユーピー具のソースなど。TCC最高賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー特別賞など多数受賞。著書に『案本「ユニーク」な「アイデア」の「提案」のための「脳内体験」』(インプレスジャパン)、『伝える本。─受け手を動かす言葉の技術。』(ダイヤモンド社)、「ありがとう大賞」を受賞した。小説『リトル』など。2013年から関西大学社会学部教授も務める。

続きは、朝日広告賞 『Now&Then』 Vol.3