社会に出た頃は、自分の力を生かせる場所を見つけられずにいた。朝日広告賞受賞が、広告業界に根を張って活動する後押しとなった

副田高行氏

 朝日広告賞受賞者の、受賞の頃のエピソードから現在の活躍までを紹介する『Now&Then』。

 第9回は、第23回で入選、第25回で朝日広告賞グランプリを受賞した、アートディレクターの副田高行氏。「シャープAQUOSシリーズ」「トヨタエコプロジェクト・ReBORNキャンペーン」など、広告業界のメインストリームで40年以上活躍、現在は朝日広告賞の審査委員も務める。そんな副田氏の原点は、朝日広告賞に挑戦したことだったという。

副田高行(そえだ ・たかゆき)

副田デザイン制作所 アートディレクター

1950年福岡県生まれ。東京育ち。68年、東京都立工芸高校デザイン科卒。スタンダード通信社、サン・アド、仲畑広告制作所を経て、副田デザイン制作所設立。主な仕事に、トヨタ「ECOPROJECT」「ReBORN」、サントリー「ウイスキー飲もう気分」、シャープ「AQUOS」、高橋酒造「しろ」、ANA「ニューヨークへ、行こう」、earth music&ecologyなど。

続きは、朝日広告賞 『Now&Then』 Vol.9