インタビュー
2026.05.26

科学雑誌『Newton』のブランド力×TVで理系学生にリーチ リクルーティングにも活用できる「Newton TV」誕生

朝日新聞 Business Hub 編集部
科学雑誌『Newton』のブランド力×TVで理系学生にリーチ リクルーティングにも活用できる「Newton TV」誕生

研究開発の価値や技術のおもしろさを、理系学生をはじめ多くの人に「正確に、わかりやすく、魅力的に」伝える――。その手段に悩む企業に向けて、朝日新聞社は2026年3月、科学雑誌『Newton』監修のテレビ番組「Newton TV」を立ち上げた。朝日新聞グループが連携して制作する単発のタイアップ番組で、BS朝日で放映している。「○○を科学する」をテーマに、身近な不思議や未知の難問までわかりやすく解説する。その映像は、ウェブやSNSなどへの二次利用が可能で、理系学生向けのリクルーティングにも活用できるのが特徴だ。
 立ち上げメンバーの朝日新聞社メディア事業本部 アカウントソリューション2部の田村隆行氏、朝日新聞社グループ「4X(フォーエックス)」の深田陽介氏、朝日新聞社メディア事業本部プロダクトプランニング部の石川拓磨氏に、番組の特徴やタイアップ企業にもたらすメリットなどを聞いた。

Newton TV パッケージのご提案


【限定公開】番組初回short ver.

「〇〇を科学する」から研究の価値が伝わる番組設計 3部構成で理解を深める

 「Newton TV」はより多くの人に興味を持って見てもらえるように、「〇〇を科学する」というテーマを掲げ、3部構成を基本とする。

NewtonTV_画像1 〈特別協力〉アシックス商事株式会社〈企画協力〉ニュートンプレス〈制作協力〉テレビ朝日映像
〈制作〉4X〈制作著作〉朝日新聞社

 たとえば、第1回目の放送では、アシックス商事株式会社をタイアップ企業に迎え、「歩くを科学する」というテーマを掲げた。人類の歩行の進化や健康といった身近なテーマから始まり、専門家への取材で深掘り。最後にウォーキングの専門家をスタジオゲストに招き、歩き方のコツやウォーキングの楽しさを紹介する構成となっている。

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 外部の専門家の客観的な視点を取り入れることで、『Newton』本誌と同様の信頼性が番組でも担保されている。『Newton』編集部がストックしているデータやビジュアルなど素材も豊富で、長年培われた科学ジャーナリズムの知見も存分に活用しているという。
 タイアップ番組ではあるものの、企業の商品やサービスを単に宣伝する番組ではない。

 出演陣も特徴的だ。『Newton』編集部長の板倉龍氏が出演。その上で、ターゲット層に合わせてゲストをキャスティングする。第2回の森永乳業の放送回(テーマ:免疫)では、ゲストとして若年層から人気のあるタレントを起用。SNS上でも話題となり、ブランド認知の向上だけでなく研究開発の若年層への発信の効果も期待できる。
▶科学雑誌Newton(ニュートン)公式(@Newton_Science)の投稿はこちら

朝日新聞グループが連携 採用サイトやSNSでも「二次利用」できる独自フォーマット

 「Newton TV」は、老舗科学誌『Newton』の専門性と新聞社の媒体力を掛け合わせた、新しい広告コンテンツ。1回につき1社を取り上げるタイアップ番組で、2026年3月からBS朝日で始まった。

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 「Newton TV」の特徴は、テレビで放映した番組の「二次利用」のしやすさだ。通常、テレビ番組の著作権は放送局側にあるため、二次利用のハードルは高い。しかし「Newton TV」は、朝日新聞グループ内で番組を制作するため、二次利用に関する著作権問題をクリアできているのだという。
 「マーケティング業界の常識にとらわれず、企業にとって活用しやすい映像コンテンツにする方法を考えました。放送した映像を自社サイトやSNS、駅や電車内のビジョン、就活サイトやイベントなど、ニーズに合わせて二次利用が可能です」(田村氏)

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理系学生向けのリクルーティングに活用できる

 特におすすめなのが、「理系学生のリクルーティング」への活用だ。食品や化学などの素材メーカーから重工業、都市開発に至るまで、研究所というクローズドな環境で行われる地道な基礎研究の魅力を、いかにして学生に伝えるかは、企業にとって課題の一つ。そこに『Newton』の高い認知度とブランド力を生かせるという考えだ。

 放送された番組の映像を切り出して、自社の採用ページや就活パンフレットで二次利用すれば、自社の研究が社会の役に立っていることを学生にわかりやすく、かつ魅力的に可視化できる。また、歴史ある媒体に自社の研究が取り上げられることは、社内で働く研究者のモチベーション向上にも効果が期待できる。広報部門だけでなく、人事や採用部門でも活用できるのも大きなメリットだ。
 「理系学生のリクルートに課題を感じている企業は、ぜひお問い合わせいただきたいです」と3人。興味を持つ企業は多く、次回以降の企画も進んでいるという。

Newton TV パッケージのご提案


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Newtonの信頼性×若年層に届く動画 たしかな映像制作力で実現

 「4X」で映像制作を牽引する深田氏は、理系出身で自身も『Newton』の愛読者。「理系学生や理系メーカーで働く研究職で、Newtonを全く知らない人は少ないと思います。魅力は、文章だけで説明するのではなく、グラフィックで視覚的にわかりやすく伝えていること。最先端の研究者たちに取材して作られているので、信頼感も高い媒体です」(深田氏)

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 深田氏は以前から、この良質な雑誌コンテンツを映像化して若年層に届ける「Newton Hub」というWeb媒体を手がけている。動画で科学の面白さを伝えるノウハウが「Newton TV」の企画と合致し、立ち上げから参画したという。
 技術面について、深田氏は「YouTubeなどの動画制作とテレビ番組の制作は異なるノウハウも必要です。4Xには、テレビならではの勘所を熟知した専門ディレクターが揃っていることも大きな武器」と話す。

テレビでの放送を一度きりでなく課題解決の出発点に

 

 完成した番組を一度の放送で終わらせず、企業の課題解決に向けた具体的なアクションへとつなぐ。セールスプロモーションを担当する石川氏は、クライアントのニーズに合わせて最適なソリューションを社内外から組み合わせて提案する「問屋のような立ち位置で、Newton TVに参画している」という。

 「Newton TV」のテレビでの放送は、あくまで戦略の「起点」にすぎない。番組用の映像を活用し、SNS用のショート動画やTVerでの見逃し配信で若年層に届けたり、新聞広告と連動させたりするなど、クライアントの要望やターゲット層に合わせて自在なクロスメディア展開を企画する。

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 企画・プロモーションを担う朝日新聞社を中心に、番組を放送するBS朝日、映像制作を担う4X、そしてニュートンプレスといったグループ各社がシームレスに連携。多様な専門人材をグループ内に抱えていることで、企画から制作、放送までを一貫して実現できることも強みだ。

📣リアルイベントも開催予定!
2026年9月末には、渋谷ヒカリエにて理系学生と企業を直接つなぐイベント「Newton フェス」の開催が予定されている。著名な研究者や出演者の講演、イベント会場での映像上映や企業ブースの出展、特別冊子の配布・ウェブでの映像配信などをセットにした「理系リクルートパッケージ」なども検討しているという。

Newton フェス ご提案書