サッカーコンテンツを中心に「ナマで全部」の安心感を伝える

 「コンテンツ主義」「お客様主義」を掲げ、サッカーを中心とするスポーツコンテンツを提供しているスカイパーフェクト・コミュニケーションズ。コミュニケーション本部・副本部長兼広告宣伝部長の片岡博氏にうかがった。

片岡 博氏 片岡 博氏

── 加入者獲得という点で、スポーツコンテンツのメリットは。

 加入者が急伸しやすいのは断然スポーツです。開幕期があるのが大きく、例えば1999年に中継を開始したイタリア・セリエAの開幕初日の登録数は爆発的でした。それを塗り替えたのが日韓ワールドカップです。サッカー以外では2002年に格闘技の「ダイナマイト」を提供した際も想像を超える反応がありました。

── 特にサッカーに注力されていますが、心がけていることは。

 サッカーは、クロアチア・ザグレブに在籍していた三浦知良選手の出場試合とセリエAの中継を開始した99年を皮切りに、オランダ、イングランド、アルゼンチンなど海外一流リーグの中継を次々に開始しました。草創期から使命としてきたのは、日本人選手の活躍を伝えることと、日本人が所属していなくてもトップチームの試合を押さえ、サッカーの醍醐味(だいごみ)を届けることの2点です。さらに昨年3月よりJリーグ全試合生中継を開始。日本サッカーの原点を伝えることを使命に加えています。

── コミュニケーション戦略は。

 熱心なスポーツファンは専門誌やウェブで情報を探すため、むしろ一般に向けやさしい入り口を作っています。例えば中田英寿がセリエAにいた時は、「ヒデを一緒に応援しましょう」と呼びかけました。

 入り口が最も広がったのはやはり日韓ワールドカップのとき。大会後もサッカーへの関心が途切れないよう、海外リーグの中継を継続し、ファンの期待に応えました。最近では、Jリーグ中継の際、ホームの地域情報をハーフタイムに盛り込むなどの工夫をしています。

── 新聞広告の活用法は。

 検証を重ねた結果、カラー広告、テレビ面出稿、土曜日掲載が最も効率的と考え実践しています。新聞は開幕日にあわせて展開が可能で、フリーダイヤルやURLへの注目率もとりわけ高い。クロスメディアの要として重視しています。

── 今後の展望は。

 「スカパー!」の魅力はコンテンツの豊富さに加え、「ナマで全部見られる」という安心感だと考えています。今後もそうした長所を徹底的にコミュニケーションしていくつもりです。

2007年 7/27 朝刊 テレビ面表札
2007年 12/1 朝刊