マーケティングの基礎知識やキーワードなどをご紹介します。
地球規模でさまざまな問題を抱えている現在、社会において企業が果たすべき役割は変わりつつある。具体的に社会的な課題の解決に向き合う企業も増えており、その内容も時代とともに変容している。企業と社会、CSR等を専門とする早稲田大学の谷本寛治教授は...
「出会いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく」ための集団、goen°を主宰する森本千絵さん。新聞広告、CM、映像分野のアートワーク、ミュージシャンのCDや宣伝グッズのデザイン、舞台美術、プロダクトデザイン、空間デザインなど幅広く活動...
LGBTとはレズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の頭文字に由来し、性的少数者を意味する。そして、昨今、LGBTを対象にしたマーケティングや広告活動が活...
朝日広告賞受賞者の、受賞の頃のエピソードから現在の活躍までを紹介する『Now&Then』企画。第3回目は、第37回準グランプリを受賞した、クリエイティブディレクターでコピーライターの山本高史さん。「変われるって、ドキドキ」(トヨタ カローラ...
生活者が、あるものを「欲しい」と思っても、次々と更新される情報の中で買物欲を消費へと結びつけられず、忘れ、失うという現象。ウェブによってモノに対する評価、価格情報が可視化され、さらにモノの種類自体が増加する現代は「モノが売れない時代」と言わ...
朝日広告賞受賞者の、受賞の頃のエピソードから現在の活躍までを紹介する『Now&Then』企画。第2回目は、第35回で入選、第36回で朝日広告賞を受賞した佐藤雅彦さん。電通のCMプランナーとして数々のヒットCMを“独自の方法論”で生み出し、新...
BtoC企業と異なり、商品を通じて生活者とのコミュニケーションが取りづらいBtoB企業。企業を取り巻くステークホルダーが多様化する中で、ものづくり企業のコミュニケーションのあり方も変化している。日本BtoB広告協会副会長(関西支部長)で、ク...
企業内部のリソースに加え、ベンチャーなどの外部のテクノロジーやサービス、アイデアなどを組み合わせて、経営、マーケティングなどの企業活動に新しい価値を創造する手法。欧米を中心にとり入れられていたが、近年日本企業の新たな成長のカギとして注目され...
モチーフ単体で新しさを表すのは難しい――そう語るのは、博報堂のアートディレクター、榮 良太氏。アイデアを生み出す上で判断の基準は、自分がドキドキするかどうか。客観的な視点とこれまで培ってきた経験、そして自分の感覚を基に、今までにない表現を追...
消費者のインターネット上の行動履歴データだけでなく、スマートフォンの位置情報などから得られた現実(リアル)における行動履歴データも活用した、新しいマーケティング手法。昨今、消費者のインターネット上の行動履歴データだけでなく、スマートフォンの...
大胆に残された筆の軌跡と墨の飛沫。茂本ヒデキチ氏の墨絵は、息遣いや汗の匂いが伝わってきそうなくらい躍動感に満ちている。従来の墨絵の静寂なイメージとはずいぶん異なる、いわば新しい墨絵だ。1枚の作品を描く時間はわずか5分。だが、自分が納得できる...
ソロ活動系男子の略称。親と同居していない一人暮らしの20代~50代の独身男性で、仕事を持ち、親などに経済的依存をしていない人たち。趣味や自分の時間を大切にする。彼らの消費意欲は高く、世代を超えた共通の価値観を持って消費行動をする特徴がある。
メガネやその関連商品を扱い、「パリミキ」などをチェーン展開する三城、百貨店店舗を中心に展開する金鳳堂、海外14拠点の子会社などで構成される三城ホールディングス。代表取締役の多根幹雄氏に、事業の特徴や展望などについて聞いた。──三城ホールディ...
企業が、顧客一人ひとりに対する理解により最適な関係性を築き、生涯にもたらしてくれる利益・価値(顧客生涯価値 Life Time Value)を最大化する、という経営概念。かつては主に既存顧客のみを対象としていたが、昨今は見込み顧客(Lead...
「ロッテ キシリトールガム」、「明治おいしい牛乳」、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」「デザインあ」など、パッケージデザインやシンボルマークをはじめ、テレビ番組のアートディレクションなど様々なプロジェクトを手がける佐藤卓さん。商品やブランド...
金融とIT、膨大なビッグデータを融合させることで、未来的で革新的な決済システムや投資方法などを生み出そうという動きが活発化している。このような新しい金融サービスをフィンテック(Fintech)という。フィンテックとは、ファイナンス(Fina...
電通のアートディレクターとして広告キャンペーンや企業ブランディングを手がけるかたわら、アーティストとしても活躍する、えぐちりかさん。5歳と1歳の男の子の母親でもあり、近年はベネッセ『こどもちゃれんじbaby』の教材デザインも担当。著書絵本『...
データビジュアライズとは、データが示す事象の状態、あるいは時系列変化を、プログラミングを用いて、図形や色へのマッピング、およびそれらのアニメーションによって可視化することである。データを可視化する試みの歴史は深い。たとえば古くから「樹」は、...
大塚製薬は、第97回全国高校野球選手権大会が開催された期間中、朝日新聞の朝刊の高校野球特集面にポカリスエットのシリーズ広告を毎日出稿。ナインに選ばれなかった選手、出場校のブラスバンドやチアリーダーなど、球児を応援する存在を一人ずつフィーチャ...
平均的・標準的なユーザーを想定したマス向け商品・サービスのデザインにおいては、高齢者や障がい者といった特別なニーズを持つ人々が無意識に排除(exclude)されてきた。インクルーシブデザインは、デザインの上流プロセスからこうした人たちを積極...
グロースハッカー(growth hacker)という専門職が、近年、注目を集めている。 グロースハッカーとは、IT、ウェブの技術を駆使(hack)しながら、事業の成長(growth)にコミットし、継続的に顧客、利益の獲得を実現させる新しい時...
訪日観光客に向けたコミュニケーションやプロモーション活動を総じてインバウンドマーケティングと呼ぶ。ビザの緩和や免税制度の拡充、円安進行の影響で訪日観光客は増加傾向。昨今非常に注目されているテーマである。国土交通省・観光庁によると、2014年...
BOP(注1)はボトム・オブ・ザ・ピラミッドの略称。一人当たりの年間所得(購買力平価)が3,000ドル以下で生活する階層のこと。世界のおよそ40億人がこの階層にいる。BOPをターゲットにしたマーケティングをBOPマーケティングと言う。機会と...
マーケティング4.0は、フィリップ・コトラー教授がマーケティング3.0の次なる段階として新たに提唱した「自己実現欲求(Self-Actualization)の充足」を目指すマーケティングである。日本では、2014年9月に開催された「ワールド...
トヨタ自動車の「AQUA」や「MIRAI」の広告キャンペーンや熊本の「鶴屋百貨店」のイノベーションプロジェクト、ソニー・クリエイティブプロダクツの「ビーグルハグ」の新聞広告など、数々のプロジェクトを任される岸勇希さん。コミュニケーションデザ...
一般的には生活の中で日常的に反復・継続される行動全般を指すが、マーケティング的には特定の店舗やサービスの利用、特定の商品購買などの行動がどれくらい習慣的に継続・反復されているかという観点で捉える。マーケティング戦略・戦術においては、そのよう...
病院や介護福祉施設への食事サービスを長く提供してきたノウハウを生かし、2012年から在宅配食サービス「食宅便」を展開している日清医療食品。シニアマーケットをどのように捉えているのか。営業本部・在宅配食サービス部課長の斉藤政人氏に聞いた。日清...
組織や事業が環境に適応して進化するために、大きくその様相、事業構造、ビジネスモデルなどを変容させること。大幅な改革を伴う、質的な変化を指して使われるところが「改善」とは異なる。戦略的トランスフォーメーション。トランスフォーメーションとは、も...