マーケティングの基礎知識やキーワードなどをご紹介します。
フィリップ・コトラー教授らによる『マーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則』が打ち出されてから7年。8月21日に『マーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則』の日本語版が発売された。前作に引き続き監訳を担当した早稲田大...
配信したインプレッションのうち、実際にユーザーがその広告を閲覧できる状態にあったインプレッションの比率をビューアビリティーと呼ぶ。ここでいうユーザビリティーは一般的な「使い勝手」という意味ではなく広告配信におけるユーザー配慮を指す。ビューア...
企業の社会的責任がますます重みを持つ中、社会課題を解決すると同時に、経済価値といかに両立できるかが求められている。顧客や株主、行政や地域、そして従業員といった、企業を取り巻くステークホルダーとの良好な関係性を築きながら、社会価値の向上に取り...
企業の社会的責任がますます重みを持ち、SDGsといった社会課題の解決に向けた取り組みが期待されている。博報堂ブランドデザイン副代表・兎洞武揚氏に、社会価値ブランディングが注目されている社会的背景や、社会価値向上を目指すブランディング戦略のあ...
淘汰(とうた)、交叉(こうさ)、突然変異といった生物進化の過程にヒントを得て考案された代表的な最適化手法のひとつ。製造や金融、マーケティングなど幅広い分野で活用事例が増えている。ゲームや自律型ロボットの開発にも応用されている。AI(人工知能...
ショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」を展開する、ジュピターショップチャンネル。2016年度の売り上げ実績は1,549億円、創業以来20期連続の増収を達成した。好調を維持する同社の取り組みについて、田中惠次代表取締役社長に聞いた。
トヨタ「TOYOTA 86」と「G's」の広告キャンペーンが、2年連続で東京ADC賞を受賞。そのアートディレクションを手掛けているのが、池澤 樹氏だ。ロッテ「乳酸菌ショコラ」やクラシエ「ナイーブ」は、パッケージデザインから広告までトータルで...
インターネットの発達により、物事についての様々な情報が容易に手に入り、その内容や結果がほぼ予測できてしまう。そんな時代に、あえて「予測できない出会い」を求め、楽しむ生活者たちの消費行動を指す言葉である。昨今は、映画もレストランも旅行先も、調...
ソーシャルメディアを通じて個人が情報発信できるようになった今、マスマーケティングだけで認知や販売動向をコントロールすることが難しくなっている。「マスメディアとSNSは相互作用を持つ」という見地からチーム研究を進めた法政大学経営大学院・イノベ...
スマートフォンの普及により、様々な手法によって消費者の屋外での行動が計測できるようになっている。この位置情報データを、デジタル広告の接触履歴とひも付けることで、広告効果を実行動にまで拡張するのが来店計測である。従来のデジタルマーケティングは...
企業内に蓄積されていながら、様々な理由で利用されていないデータ。そのままでは保管費用だけがかかる金食い虫のように思われるが、扱い方によって大きな価値を生み出す可能性を秘めている。ダークデータの活用は企業にとって重要な課題である。「未利用魚」...
企業が直接所有する「オウンドメディア」は、SNSやスマートフォンに象徴されるデジタル化の進展によりマーケティング価値が飛躍的に高まっている。一方、生活者と真摯(しんし)に向き合うことも求められるようになってきており、3.0のステージに入った...
ギャップジャパンのアメリカ本社であるGap Inc.は、1969年の創業当初から、ダイバーシティー&インクルージョンを推進してきた先進的な企業だ。国籍や宗教に関係なく採用を行うことや性的少数者(LGBT)の支援などに率先して取り組んできた。...
2017年1月9日(月)成人の日、朝日新聞朝刊にて「20年分のありがとう新聞」が展開された。大塚製薬のロングセラー商品「オロナミンC」の広告キャンペーンの一環で、応募した新成人たちの感謝や決意を載せたオリジナル記念日新聞を、彼らの大切な人の...
コミュニケーションの「いま」性が高まる中で、動画利用の盛んな若年層ユーザーたちが重視するトレンド。〈ES〉=「一定時間後に消える」「短い」、〈M〉=「加工機能で盛る」、〈L〉=「ソーシャルなプラットフォーム上でライブ配信」という3つの特徴を...
朝日広告賞受賞者の、受賞の頃のエピソードから現在の活躍までを紹介する『Now&Then』。第6回は、1986年度 第35回 朝日広告賞でグランプリを受賞した、写真家・映画監督の大山千賀子さん。20代で単身イギリスに渡り、写真家としての道を切...
脳の活動信号を利用して、外部の機械やコンピューターを操作する技術の総称。医療や介護の分野では、身体に障害がある人の運動機能を補完するための研究が進んでいる。近年では、インターネットを通じて人間同士の脳をつなげようとする実験も行われている。1...
クリエイティブエージェンシー博報堂ケトルのクリエイティブディレクター橋田和明さんは、従来の広告の枠組みにとらわれず、あらゆる手口でクライアントの課題解決を目指している。そのベースにあるのは、「自分が考えたことで少しでも世の中を良くしたい」と...
場所などの特定地点を示す「位置データ」と、スマートフォンなどから生成される生活者の「屋外行動データ」を組み合わせたものが「位置属性データ」。位置情報をマーケティングに利活用していくための重要な要素となる。これまで位置情報は、地図情報や施設検...
「VR for Good」とは、限りなく現実に近い世界を作り上げることができるVR(バーチャル・リアリティー)をソーシャルグッドに活用して社会をより良い方向に変革させようという一連の活動のことである。2016年は「VR元年」と呼ばれた年であ...
総合視聴率とは、テレビ放送における従来のリアルタイム視聴と、ハードディスクレコーターなどによる再生視聴(タイムシフト視聴)のいずれかでの視聴を示す新たな視聴率の指標である。テレビ放送の視聴率などを測定しているビデオリサーチは、2016年10...
29期連続で過去最高益を更新、躍進を続けるニトリホールディングス。住空間をトータルにコーディネートする「ホームファニシング」というコンセプトのもと、家具を始め、インテリア雑貨や調理器具など、多種多彩な商品を展開している。来年は創業50周年。...
テクノロジーの進化によって顧客一人ひとりを把握することが可能になり、メールなどを使いながら自動的にアプローチすることを可能にしたのがマーケティングオートメーション。元々はB to B領域を中心に、見込み客を育成し、顧客化することを主な目的に...
企業別CM好感度ランキングで2年連続首位を獲得したKDDIの「au 三太郎シリーズ」。クリエーティブディレクターを務める篠原 誠さんは、昔話の登場人物を愛嬌(あいきょう)あるキャラクターに仕立て、コミカルなストーリーを次々と生み出している。...
衛星画像データの民間利用の規制が緩和され、民間の超小型衛星打ち上げが急増している。地上撮影画像や特定波長の強度など、地球全土を網羅する超小型衛星が継続的に収集・蓄積する膨大な「宇宙ビッグデータ」は、今後のマーケティングを変えていく。宇宙に浮...
ピクトグラムとは、文章ではなくイラストや絵など視覚的に意味を伝えることを目的とした図記号のことである。リオデジャネイロオリンピックの熱もまだ冷めやらぬが、万国共通ともいえる非常口のマークをはじめ、各競技を表すマークなどオリンピックにおいても...
旅先・旅行の目的地のこと。「国内旅行の旅先」「日本人の海外旅行の旅先」に続いて、近年のインバウンドブームの中で「訪日外国人にとっての旅先(特に地方のインバウンド)」という意味でも注目されている。デスティネーションというと、JRグループと地方...
インスタジェニックとは、インスタグラムに投稿したときに映える写真になることを意味する。センスの良さや色使い、話題性などが重要な要素となる。最近、若い世代で消費活動や情報発信のモチベーションとなっている。今、若い世代にもっとも活用されているS...