「海物語」最新作の登場を4ページで告知

驚きのある紙面で「海の日」に大々的に伝える

 1999年に誕生して以来、人気を博してきたパチンコ機のシリーズ「海物語」。その最新作「CR大海物語スペシャル」が、7月22日を中心に、全国のパチンコ店へ導入された。そこで、新機種の登場を伝えるべく、朝日新聞全国版朝刊で4ページにわたる広告を、導入前日の「海の日」に掲載した。カラフルでインパクトのある紙面が、読者の大きな注目を集めた。

黒木 健氏 黒木 健氏

 「海物語シリーズの新機種のパチンコ店導入が、タイミングよく海の日に合ったので、このチャンスをうまく利用しない手はないと考えました」と語るのは、三洋販売東京本部営業企画部主任の黒木健氏。

 「当社はテレビCMを中心に出稿してきましたが、これまでに行ったことのないインパクトのある広告展開はないだろうかと思案していました。そこで、新たに試みたのが、新聞広告なのです」

 テレビCMは、6月17日からティザー3バージョンを含む計7バージョンを放送。新機種の登場を待ちわびた人びとが新聞に目をやり、「いよいよ…………」とつぶやくCMなどを展開した。期待感を徐々に高めていき、前日に新聞広告で大々的に登場を伝えた。

大きな注目を集めた一般紙で初の広告

 同社はこれまでスポーツ紙では広告展開してきたが、一般紙への掲載は今回が初めて。

 「4ページという大きなボリュームで注目していただけるのではないかと期待しました。朝日新聞の読者が普段あまり目にすることのないタイプの広告だと思います。ある種『違和感』があるので、新聞をめくる手を止めていただけるのではないかと考えました」と黒木氏は話す。

 1ページ目は、「海の日新聞」と題した、スポーツ紙の体裁をとった記事体広告。メーンキャラクターのマリンちゃんとサムが、新機種が併せ持つ、シリーズ従来の魅力と新たに加わった特長について、記者会見で解説するという内容である。下の全5段部分では、三洋グループの企業理念や取り組み、日本ライフセービング日本代表のオフィシャルスポンサーという社会貢献活動について伝えた。

 「信頼性が高く、メッセージを詳細に伝えることができる新聞広告の特性を最大限に生かしたクリエーティブにしました」と黒木氏は説明する。

 2・3ページ目の見開き部分は、「海物語」の誕生から現在に至るまでの、機種の年表が掲載されている。

 「機種の変遷を紹介することで、長年多くの方に支持され続けている製品のパワーを、改めて印象づけることが狙いでした。またコアファンには、過去のシリーズをなつかしく振り返っていただけたのではないかと思います。」

 4ページ目は、青い海と空を背景にし、「海」という文字のボードを掲げた、ライフセーバー、漁師、漁師の奥さんなど様々な職業の人びとの写真が並ぶ。

 「海物語シリーズが長年続いてきたのは、多くの人に愛されてきたからこそ。今回の新作も含めて幅広いファンに楽しんでもらえる機種だということを、様々な性、年齢、職業の人が登場することで表現したいと考えました」

パチンコのイメージを幅広い層に訴求

 今回の広告は、パチンコユーザーだけでなく、パチンコへの関与度が低い人にも楽しんで見てもらえることを目的としていた。

 「業界関係者だけでなく、社員やその家族、一般の方々など多方面から声をいただき、今までにはない反響でした。また、パチンコ業界からは『朝日新聞に広告を出すこと自体がニュース』と受け止められ、業界紙から取材の申し込みがありました」と黒木氏は手応えを語る。

 近年、パチンコユーザーの嗜好(しこう)が多様化してきており、三洋物産をはじめとするパチンコメーカー各社は、タレント・歌手や、映画・アニメ・漫画などのコンテンツをパチンコの機種に取り入れ、バラエティーのあるラインアップでユーザーのニーズに応えようとしている。また、機種について知ってもらうだけにとどまらず、パチンコ自体が身近で一般的な娯楽であることをより多くの人に訴求するためにも、積極的に広報・宣伝活動を展開している。

 「朝日新聞に掲載した一般紙で初めての新聞広告は、画期的な取り組みとなりました。今後もパチンコ業界のリーディングカンパニーとして、既成概念にとらわれず、様々な宣伝方法の可能性を探っていきたいですね」と黒木氏は結んだ。

2008年7月21日付 朝刊 センター版4ページ

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