2020年4~9月の面別接触率・広告接触率集計「過去3年で最も高いスコアに」

 朝日新聞社メディアビジネス局では、新聞広告共通調査プラットフォーム「J-MONITOR」を利用し、過去3年の4月~9月の面別接触率、広告接触率(15段多色)の平均値を比較しました。
 新型コロナウイルスの影響を受けた今年が最も高い面別接触率・広告接触率・広告評価となっていました。

summary 【4月~9月の定期面別調査より】

新聞各面の接触率平均値は過去3年で最も高いスコアに。29歳以下でも伸長。


【4月~9月の広告定型調査より】

15段多色広告の接触率・広告評価は過去3年で最も高いスコアに。広告の印象では「タイミングがよい」「よい広告を出している」で特に過去同時期と2020年との差分が大きい。

過去3年間で最も高い、新聞各記事面の接触率平均値

 新型コロナウイルスへの対応を迫られた時期である4月~9月の定期面別調査で、各面の接触率平均値を過去3年分の同期間で比較したところ、主要な面種で2020年が最も高いスコアとなった。コロナウイルスに関連した記事が多い国際面、経済面、地域面、巣ごもり需要にニーズのあるラジオ・テレビ解説面で特に差のある結果となっている。

各面の面別接触率

(%)

29歳以下の若い世代でも2020年の接触率は伸長

 特に差が大きい4個面について、年代別でスコアを並べた。地域面の30代を除き、各年代でも2020年が最も高い接触率になっており、29歳以下の若い世代でも伸長していることが確認できる。

国際面/経済面 年代別面別接触率

国際面(%)
経済面(%)

ラジオ・テレビ解説面/地域面 年代別面別接触率

ラジオ・テレビ解説面(%)
地域面(%)

新聞広告の接触率、広告評価、印象も2020年が最も高い

 同期間に掲載された15段多色の広告定型調査の結果についても、過去3年分比較したところ、接触率、広告評価で同様に2020年が最も高い平均スコアとなった。広告の印象では「タイミングがよい」「よい広告を出している」で特に差分が目立った。

広告接触率/広告評価

広告接触率
広告評価

広告の印象(MA/差分の大きかった5項目)

調査概要

■J-MONITOR調査概要
調査地域: 面別接触率は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・岐阜県・三重県・京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県 広告接触率は加えて北海道・福岡県
調査対象: 朝日新聞を購読している15歳~69歳の男女個人
抽出方法: 新聞広告による公募を中心とし、インターネット調査モニターパネルからの公募で補完。応募者をJ-READの当該地域・対象者の性×年齢・職業・家族人数等の属性に従い割付
調査方法 : パソコン・タブレット・スマートフォンを利用したウェブ調査
標本サイズ: 300名
調査機関・レターヘッド:(株)ビデオリサーチ


◆PDFでもご覧いただけます
icon_pdf2020年上期_J-MONITOR定期面別・広告定型調査_過去3年分比較(506KB)