新しい広告スペースを、広告編成センターが開発しています。新スペースへのニーズの高まりをどうとらえ、開発を進めているのでしょうか。同センターからお伝えします。
新スペースに求められているのは、
「インパクト」「広告表現の可能性の広がり」「記事との融和性」
新しい広告スペースへの要望が増えており、広告編成センターではスペース開発に取り組んでいます。スポーツ面の「フローティング広告」、経済面の「クオーター広告」は、今年からスタートしました。ほかにも夕刊1面の変形広告や、朝刊テレビ面の「縦W表札」など、新しい広告枠は多岐にわたります。
ニーズが高まっている理由として、「いままでになかった」という点でスペースそのものにインパクトがあることと、そのスペースならではの特性をいかした広告表現が可能な点が挙げられます。また、広告主が他媒体と広告ビジュアルを統一するケースが増えており、特大の記事中広告である「フローティング広告」や、天地・左右のサイズが1ページフルサイズのちょうど半分となる「クオーター広告」は、雑誌広告や交通広告と縦横比を同一にできる点でも注目が集まっています。
広告編成センターでは、新スペースの編集記事との融和性について、従来の広告スペースよりもさらに強く配慮しています。たとえばフローティング広告などは、上下左右を編集記事が囲むからです。スポーツ面にスポーツ選手を起用した広告を掲載するときは、その選手や競技が記事でどう扱われるかに注意を払っています。
「新スペースで掲載したい場合、いつまでに申し込めばいいのか」というお問い合わせをよくいただきます。広告掲載の申し込みから実際の掲載まで通常の進行ではないため、スペース取りが困難だというイメージがあると思いますが、掲載のかなり直前まで対応できることもあります。
「これまでにないスペース」について、毎日のように打診をいただいています。一つひとつ具現化することより、広告主のニーズに応えていければと感じています。
(広告編成センター)