朝日新聞社が電通と共同で「Blue Table」プロジェクトを始動

 朝日新聞社は、電通ソーシャル・デザイン・エンジンとともに、企業、学生団体、著名人が垣根を越えて集い、共通価値の創造(Creating Shared Value )に取り組む「Blue Table(ブルーテーブル)」プロジェクトを始動させます。

Blue Table(ブルーテーブル) Blue Table(ブルーテーブル)

 このプロジェクトは、社会的課題の解決に取り組む企業、学生団体、著名人が、地球の青さをイメージした青色のテーブルを囲み、それぞれの思いや強みを共有しながら、課題の解決に向けた糸口を見いだすプロジェクトです。新たな共通価値を実現するムーブメントを模索、提案していきます。

 近年、社会貢献活動に積極的な企業も増え、社会的課題に取り組む学生団体も多く立ち上がっています。同様に、社会貢献をテーマに活動する著名人も増えています。彼ら三者がお互いに強いつながりを共有できる場があれば、新しい発想による課題解決が可能になるのではないかと考えます。

 そこで、朝日新聞社は、電通とともに、立場の異なる三者のマッチングを行い、健康・医療、環境・資源、教育・文化などの分野における社会的課題について、三者が議論していける場(円卓会議)と情報発信していく場を継続的に提供していくことにしました。

 プロジェクトの第一弾は「世界の健康問題」をテーマに据え、議論は朝日新聞紙上や朝日新聞デジタル内の特設サイト(http://www.asahi.com/bluetable )、インターネット動画配信サービスのUstreamによるライブ中継などを通して発信・拡散し、ステークホルダーを巻き込んだ大きなうねりを生み出していきます。(7月13日14時から、特設サイト上にて生中継を予定。朝日新聞デジタル内の特設サイトから、ツイッターやフェイスブックなどで参加可能)

共通価値の創造(Creating Shared Value=CSV)・・・ハーバード大学経営大学院のマイケル・ポーター教授が提唱した考えで、企業が自社の知見やビジネス・ノウハウを活用し、自社利益(経済的価値)を創造しながら社会問題に対応し、社会的価値をも創造するアプローチ。経済的価値と社会的価値が両立する共通の価値を創造すること。

(東京本社広告局 メディアプランニング部)