朝日、読売が共同で「自殺対策フォーラム」を主催 特集記事と広告を同時掲載

2012年3月5日配信ニュースリリース

 朝日新聞社(本社:東京都中央区築地5-3-2)は、読売新聞社と共同で、自殺対策フォーラム「生きる力を支援する~絆から始める」を主催し(共催:内閣府)、国の自殺対策強化月間初日である3月1日に特集記事を本紙に見開きで掲載しました。

 2月13日に開催されたフォーラムでは、脳科学者の茂木健一郎氏が基調講演を行い、続いて、国立精神・神経医療研究センター理事長の樋口輝彦氏、東京自殺防止センター創設者の西原由記子氏、日本弁護士連合会副会長の新里宏二氏、俳優・映画監督の伊勢谷友介氏によるパネルディスカッションを開催。自殺をテーマにしたシンポジウムではこれまでにない応募数で、会場では約400人の聴講者が熱心に耳を傾けました。

 朝日新聞、読売新聞ともに、3月1日の特集記事の下にAKB48を起用した政府広報の広告を掲載。自殺対策が政府広報の年間テーマの一つとなっていたことから、両社の担当営業部が昨年秋から企画を練り上げ、内閣府に共同でセールスしてきました。朝日、読売の共同企画は異例で、内閣府広報室や自殺対策推進室からは「両紙共同企画の実施で相乗的な効果が期待できる」と高い評価を得ました。今後も両社による取り組みを継続・拡大していく考えです。

2012年3月1日付 朝刊 2012年3月1日付 朝刊