3・11後の日本のあり方を探る「日本再生シンポジウム」を日本橋三井ホールで開催

2011年8月8日配信ニュースリリース

 朝日新聞社(本社:東京都中央区築地5-3-2)は、東日本大震災からの日本全体の再生を探る「日本再生シンポジウム」を7月25日(月)に開催し、660人が識者の話に聴き入った(主催:朝日新聞社、後援:国土交通省・環境省、特別協賛:三井不動産)。

 第1部の基調講演は、昨秋に文化勲章を受章し、東日本大震災後には政府の復興構想会議議長代理として活躍した建築家・安藤忠雄氏が登壇。「日本人のこころの再生」をテーマに日本人への応援メッセージを発信、元気のいい子供が育つためには「責任ある個人が大切」「自分が立ち上がらないといけない」と訴えた。

 第2部の記念対談は「世界と日本をつなぐ絆」と題し、安藤氏に加えて、海外で活躍する指揮者の佐渡裕氏が参加して行われた。佐渡氏は、ヨーロッパで「日本人、頑張れ」とエールを送られたエピソードを交えながら、3・11以降、世界が日本をどう見たのかを話した。

 第3部パネル討論には、村井嘉浩宮城県知事、ジェラルド・カーティス米コロンビア大教授、加藤陽子東京大学教授、武藤敏郎大和総研理事長、高成田享仙台大学教授が参加。各分野の第一人者であるパネリストから、日本復興への道筋が示された。
本シンポジウムの模様は、8月6日付全国版朝刊で掲載された。

2011年8月6日付 朝日新聞朝刊 「日本再生シンポジウム」採録紙面

2011年8月6日付 朝日新聞朝刊 「日本再生シンポジウム」採録紙面 「日本再生シンポジウム」 主催:朝日新聞社、後援:国土交通省・環境省、特別協賛:三井不動産