被災地の子どもたちのために「手to手プロジェクト」企画

 東日本大震災による大きな被害を受け、東北ではいまだに多くの子どもたちが避難所での不自由な生活を強いられています。「手to手プロジェクト」は、避難所で暮らす子どもたちの希望や願いを聞き取り、紙面を通じて発信していくと同時に、それらに具体的に応えていこうという取り組みです。子どもたちの力になりたいと考えている多くの個人・企業・団体の「手」と、避難所の子どもたちの「手」を、朝日新聞紙面とウェブページ「www.tetote-asahi.jp」を通じてつないでいきます。

 「手to手プロジェクト」の事務局とwww.tetote-asahi.jpの運営は、朝日新聞社広告局とクリエーティブエージェンシーのタグボートが担い、NPO法人キッズ・セイバーと連携を取りながらプロジェクトを推進します。
www.tetote-asahi.jpは求める支援と提供される支援のマッチングを行うウェブサイトです。このサイトを通じて寄せられた個人・企業・団体からの支援物資が、事務局を経由して支援を求める子どもたちに送られるという仕組みです。

 「手to手プロジェクト」は第一回のメッセージ発信と告知として、6月19日に「ドラえもん」をキャラクターに使った新聞広告を掲載し、翌週の27日にはキッズ・セイバーとタイアップした紙面を掲載しました。すでに100件を超えるお問い合わせと30件あまりの物資提供の申し出を受けています。

 避難所に暮らす子どもたちの声に応えるために、「手 to 手プロジェクト」は今後も新聞を使った情報発信を続けていきます。

(東京本社広告局業務推進部)

2011年6月19日付 朝刊 「手と手プロジェクト」 2011年6月19日付 朝刊
2011年6月27日付 朝刊 「手と手プロジェクト」 2011年6月27日付 朝刊