2011年1月7日配信ニュースリリース
朝日新聞大阪本社(大阪市北区中之島3-2-4)では、2011年の元日付、同本社版別刷りで広告特集「浮かぶ広告新聞」を発行しました(4ページカラー、セット版地域)。この企画は、新聞紙面から30センチほど離れて広告部分の中央にある3点の赤い印の真ん中を30秒間見つめ、そのまま素早く空や模様のない壁や白い紙に目を移すと広告に関連した画像が浮かびあがるというもので、人間の目の補色機能を利用しています。人間の目は、見ている色の刺激と反対の色を網膜上に作り出し、色の刺激をやわらげており、この機能を利用した広告(6社)が掲載されました。
朝日新聞大阪本社では、2007年1月には3Dメガネの付いた新聞業界初の「立体広告新聞」を、2008年3月にはフィルムの付いた「動く広告新聞」を発行。(『動く広告新聞』は、カンヌ・ライオン2008メディア部門でゴールドライオン受賞)。第3弾は、専用鏡シートを円筒に組み立てて広告を映す「映す広告新聞」を2009年7月に発行しました。今回は、第4弾として新聞広告の可能性をさらに追求した企画として実施しました。
「浮かぶ広告新聞」は年初にあたり、空を見あげることで、1年を頑張っていこうという思いと世の中の見え隠れする物事を「浮かび上がらせる」という新聞の役割を再認識しようという2つの思いを込めています。
また、掲載日当日には、浮かぶ広告新聞のおまけサイト( http://ukabu-ad.com/ )を開設。個人の画像でも写真を変換し、「浮かぶ」写真として楽しんでもらえるようにしています。
「浮かぶ広告新聞」2011年1月1日付 大阪本社版 朝刊セット版別刷り4ページ