インフォマーシャルや広告紙面の店頭配布も実施し、注目を高める

　自他共に認める“イケメン俳優”の細川茂樹さんが登場し、新商品や人気アイテムを紹介する広告特集「IKEMEN NAVI」をシリーズで展開している。家電や株式投資をはじめ、幅広い分野について造詣が深い細川さんが、広告主の商品やサービスを実際に使用・体験し、その使用感や魅力を語る企画。シリーズ３回目の今回は、富士通ゼネラルの「nocria S」シリーズを取り上げた。

　本企画のポイントの１つは、クロスメディア展開である。今回は、新聞掲載の前日・当日に、テレビ朝日の番組で30秒のインフォマーシャルを５本放映し、紙面への注目度を高めた。また、新聞紙面を増し刷りし、ヤマダ電機など家電量販店の店頭で配布したほか、富士通ゼネラルのホームページでも掲載。店頭での反響は大きく、広告主から高い評価をいただいた。

　朝日新聞ファンだという細川さんには、いつも企画に大きく協力いただいている。今後も細川さんとタッグを組みながら、魅力的な商品を紹介していきたいと考えている。

（東京本社広告第３部　福原裕人）

細川さんの的確で鋭いコメントと、
購買導線に働きかけるクロスメディア展開に期待

富士通ゼネラル　国内営業推進統括部宣伝部　戸張　健氏

　当社のエアコン「nocria」は、高い省エネ性と多くの付加機能（電気代モニター、人感センサー、自動フィルターおそうじなど）を持ち合わせた、業界最小サイズの室内機です。
　通常は、テレビＣＭで幅広いリーチを確保するとともに、店頭、ウェブで商品説明を強化する広告展開を図っていますが、今回は加えて新聞広告を選択しました。

　その理由としてまず挙げられるのが、「IKEMEN NAVI」企画に細川茂樹さんが登場していることです。細川さんからは、利用者の目線に立った的確で鋭いコメントで「nocria」を紹介していただけると確信しました。また、細川さんの持つ雰囲気や人柄が、当社ブランドのイメージを高めるうえで重要だと考えました。
　理由の二つ目は、インフォマーシャル、新聞、店頭、ウェブと購買動線に幅広い展開が期待できた点です。
さらに、エアコンの需要が最も高まる６月から７月にかけてタイミングよく展開でき、社内外の協力を得やすかったのも大きな理由です。

　掲載決定後から、社内（特に営業部門）の期待が高かったです。「いつから？」「どんなインフォマ？記事体広告？」と、よく声をかけられました。メーカー広告を店頭に陳列するのは嫌がられるのですが、販売店様からもこの増し刷りの店頭展開は大変好評でした。

　掲載日は、新聞を片手に「このエアコンはどれ？」と、お店に見え、お買い上げいただいたという事例も聞いています。店頭で紙面をじっくり読まれる方もいらっしゃったようです。今回の企画には、大きな手応えを感じました。