平成遷都1300年、「おとなの奈良歩き方フォーラム」に大きな反響

 2010年、日本を代表する古都「奈良」が特別な年を迎えている。710年に都を平城京に移して、今年でちょうど1300年。地元・奈良では年明けから様々な催し物が開催され、平城京を代表する建築物・朱雀門や大極殿が復元されるなど、往時を思わせる街づくりが進められている。

3月17日に開催された「おとなの奈良歩き方フォーラム」(東京・浜離宮朝日ホール) 3月17日に開催された「おとなの奈良歩き方フォーラム」(東京・浜離宮朝日ホール)

 今年の朝日新聞大阪本社版の新年別刷りでも「平成遷都」の特集を組むなど、関西では遷都に関連して大きな盛り上がりが起きている。それを首都圏にも伝え、より多くの観光客を誘致しようと考えたのが本フォーラムである。
 昨年の本社主催「国宝 阿修羅展」は約165万人を動員し、世の中に阿修羅ブームを巻き起こしたが、その実績もふまえ、今回はアスパラクラブを中心とした奈良の歴史的・文化的魅力に関心の高いシニア層の読者への訴求を狙った。

 本フォーラムでは、仏教に造詣(ぞうけい)の深い俳優の滝田 栄さん、興福寺 多川貫首、女優の紺野美沙子さんを招き、仏教に根ざした奈良の魅力を訪ねる「おとなの旅」について掘り下げていった。朝刊半5段1回の告知で2千人を超える応募があり、当日会場も満席、協賛社である近畿日本ツーリストのブースでは用意していた商品が完売するなど、来場者の奈良への関心の高さがうかがえる結果となった。

 本企画では本紙紙面でのフォーラム採録(4月19日付東京本社版夕刊)、奈良特集(3月24日付東京本社版夕刊)のほか、『アスパラNEXT-AGE』2010春号内での編集タイアップおよびチラシの封入なども展開し、朝日新聞の強みを生かしたイベントを核とする企画として、協賛社から大変高い評価をいただいた。
今後、夏・秋の旅行シーズン本番に向け、次なる展開を模索していきたい。

東京本社広告第4部(運輸観光担当)菅原 亮

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3月24日付 東京本社版夕刊 奈良特集 3月24日付 東京本社版夕刊 奈良特集
4月19日付 東京本社版夕刊 本紙紙面での採録 4月19日付 東京本社版夕刊 本紙紙面での採録
『アスパラNEXT-AGE』2010春号 『アスパラNEXT-AGE』春号 『アスパラNEXT-AGE』春号