東京モーターショー（以下、モーターショー）はフランクフルト、デトロイトと並ぶ世界三大モーターショーの一つに数えられており、1954年以来、今年は41回目の開催となる。前回は140万人を超える集客があった。

 　２年に一度のこの「自動車の祭典」を盛り上げるために、今回はテレビ朝日と連動。新聞との時間的な親和性から「やじうまプラス」と組み、ＣＭ枠ではなく番組本編のＶＴＲとの連動を図った。
「やじうまプラス」にとってもモーターショーは視聴を高める魅力的なネタであり、朝日新聞の広告特集と番組本編が連動することによって、コンテンツに立体感を出せる。VTRは、広告特集のテーマと連動させ、各社の情報をバランスよく、「やじうまプラス」ならではの切り口で編集してもらった。
今回のモーターショーでは、地球環境が大きなテーマとなっていることから、新聞、テレビとも「エコカー」を前面に出した作りとなった。これは広告主の意向であると同時に、読者（視聴者）にとっても今一番ホットな、知りたい情報であろうと考えた結果である。

　一般公開直前のプレスデーでは、朝日新聞社広告局とテレビ朝日の共同取材という形で各協賛社ブースを訪問し、密度の濃い取材を実施した。テレビでの放送は本編VTRにスタジオトークも加わり、当初予定よりも時間を延ばし、大がかりな扱いとなった。

　　 本企画には、５社からの出稿を得ることができた。番組本編と広告特集の連動という新たな試みを評価いただけたのではないかと考えている。

（東京本社広告局車両担当）