読者の経済の知識レベルに合わせて2つの企画を実施

新企画『池上彰のやさしい経済教室』が6月からスタート

 紙面で「経済」や「金融」という単語を見ると「なんか難しそうだな…」と思わずページをめくってしまう人、日経新聞を読んでなんとなくわかったふりをしているけど「実はよくわからないんだよね…」と思っている人。6月から始まった新企画『池上彰のやさしい経済教室』は、このような経済の初心者や中級者に狙いを定めた。

 NHKの人気番組「週刊こどもニュース」のお父さん役を11年間担当し、わかりやすい解説でおなじみのジャーナリスト・池上彰氏を先生役に迎え、1年間にわたって経済や金融をさまざまなテーマで基礎の基礎から解説していく。

 今回の取材では、我々のどんな質問にも「それはね、実はこういうことなんだよ」とわかりやすいたとえでかみくだいて池上氏に説明していただけた。読者からも「わかりやすいのでぜひ続けてほしい」という声が寄せられている。これからも池上さんの解説をうまく読者に届けられるように、工夫を重ねていくつもりだ。

(東京本社広告局金融担当 川﨑紀夫)

6月16 日付 朝刊 広告特集3ページ

日本経済の今後をテーマに、4人の識者が語った
経済の中~上級者向け広告特集「ASAHI NEXT」

 資産運用に積極的な人や、これから金融商品を買おうとしている人など、経済の中~上級者に向けた広告特集「ASAHI NEXT」を、6月17日の朝刊に掲載した。白色度の高い「ファスカム紙」の特長を生かしたインパクトある紙面デザインで、8ページにわたって大きく展開した。

 昨年12月の「日本の個人金融資産1,500兆円の潜在力」に続く、第2弾のテーマは「金融不況が続く中、日本の未来はどうなっていくのか」。経済学者の榊原英資氏、作家の石田衣良氏、ジャーナリストの池上彰氏、経済学者の小幡績氏の4氏に話を聞いた。榊原氏には構造変化の時を迎えた日本経済の今後を、石田氏には自身の投資経験を踏まえた市場経済のあり方・向きあい方をうかがった。池上氏には保険と家計のリスクをわかりやすく解説していただき、小幡氏にはこれからの金融社会が変革する必要性をご指摘いただいた。

 先行きの見えない不安な時代だからこそ、多角的な見方、現状の正確な分析が読者から求められているが、本企画によって少しでもそのニーズに応えられたのではと考えている。

(東京本社広告局金融担当 水江文人)

6月17日付 朝刊 広告特集8ページ

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■資産運用の情報源として活用される新聞 ~広告モニター調査から~

 朝日新聞社広告局では、6月17日付 広告特集「ASAHI NEXT」に対してモニター調査を実施した。資産運用に際して、どのメディアからの情報を参考にしているかを尋ねたところ、全体では「新聞」が最も多く(69.3%)、「インターネット」(51.5%)、「テレビ」(42.1%)、「雑誌」(33.2%)、「金融機関の店舗での広告」(20.3%)と続いた。運用資産の情報源として、新聞が大いに活用されていることがわかる。

  また、朝刊が手元にある人に、広告の感想を「あてはまる」から「あてはまらない」の4段階で尋ねたところ、「白い紙(他紙面と異なる紙)でインパクトがある」では、約8割もの人が「あてはまる(+まあ)」と回答。「記事内容が充実している」では67.4%、「新聞ならではの情報が載っている」でも62.5%であり、読者が本企画について高く評価していることがうかがえる。

<調査概要>
【調査対象】 朝日新聞購読世帯の15~69歳の男女個人
【調査地域】 首都半径30km圏内およびそれ以外の横浜市
【抽出方法】 エリアサンプリング
①国勢調査より調査地点を抽出し、表札付き住宅地図により世帯抽出。該当世帯を訪問し、対象者をスクリーニングし、モニター依頼。
②モニターになることを承諾した人に購読紙調査を行い、朝日新聞購読者であることが確認されたモニターを調査パネルとして設定。
【調査方法】 パソコンを利用したインターネットサーベイ(モニターパネル調査)
【標本サイズ】 1 パネル当たり約300人の複数パネルを交互に運用
【回収数(率)】 202(67.3%)
【調査機関】 マーケティングセンター