朝日新聞社と電通は、ゴールデンウイークの恒例企画「チャレクロ2009」を実施した。「チャレクロ」は1980年の第1回から掲載を重ね、今年で30回目を迎えた。4月29日から5月6日の8日間で、ジャンボクロスワード1題、クロスワード4題、数独5題、漢字しりとり3題の計13題を掲載した。
今年の「チャレクロ」はクロスワードなどのクイズをメーンに、料理をテーマにしたコラムを毎日掲載。例年、数十万件の応募を集める「チャレクロ」だが、今年は応募総数で約60万件近くにのぼり、前年(380,212件)を超えただけでなく、近年まれに見る反響となった。
クイズ別に応募数を見ていくと、初回の「ジャンボクロスワード編」が62,051件と最も多くの応募を集めた(図1)。応募数が最も少なかった「漢字しりとり編③」でも31,238件(図1)の反響があった。
(図1)「チャレクロ2009」応募数
応募媒体別では、ウェブによる応募が最も多く、306,834件と、半数を超えた(図2)。モバイル端末を利用した応募が初めて10万件を突破するなど、新聞本紙とインターネットの連動に成功したと言える。
(図2)
4/29 東京本社版 朝刊 「ジャンボクロスワード編」