ブルークローバーキャンペーン 父の日イベントを6/14に開催

 朝日新聞社(本社:東京都中央区築地5-3-2)では、財団法人日本対がん協会などとともに「ブルークローバー運営委員会」を立ち上げ、2006年から「前立腺がんの早期発見と適切治療」の推進を目指した「ブルークローバー・キャンペーン」を展開しています。キャンペーンは、今年で4年目を迎えました。
 
 今年度の活動のキックオフとして、東京・千代田区の丸ビルで6月14日に開催される「父の日スペシャルイベント」には、ミュージシャンのJAYWALKのメンバーと、中西保志さんがゲストとして参加。JAYWALKは、来年、結成30周年を迎えるベテランバンドで、メンバーの平均年齢は48歳。中西保志さんも48歳で、1992年のデビュー以来、精力的に活動しています。ともに「お父さん世代」を代表し、ミニコンサートや専門医を交えてのトークショーを開催します。

昨年のイベントの様子 昨年のイベントの様子

 前立腺がんは中高年の男性に多くみられるがんでアメリカでは男性のがんの中で罹患(りかん)率第1位、死亡率でも第2位です。日本でも高齢化と食生活の変化にともない近年急増しており、2020年には男性のがんの中で患者数が肺がんに次ぐ第2位になると予測されています。同時に前立腺がんは、進行が比較的ゆるやかで、有効な治療法も多く、早期に発見すれば治りやすいがんでもあります。定期健診の血液検査でPSA値(Prostate Specific Antigen=前立腺特異抗原)を調べる「PSA検査」が最も有効。簡便で、しかもかなりの確率で罹患の有無を判明できます。
 このキャンペーンは、「急増しているものの、見つけやすく治しやすい前立腺がん」に対する理解を深め、検査受診を広めることを目指して様々な活動を展開。「50歳になったら、(家族に罹患者がいる場合は40歳になったら、)年に1回はPSA検査を!」と呼びかけています。

ブルークローバー・キャンペーン 概要

主催:ブルークローバー・キャンペーン運営委員会(財団法人日本対がん協会、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会、朝日新聞社)

後援:社団法人日本泌尿器科学会、日本人間ドック学会、日本放射線腫瘍学会、財団法人前立腺研究財団、日本腎泌尿器疾患予防医学研究会(予定)

特別協賛:アストラゼネカ株式会社

2009年6月9日付 夕刊 東京本社版 全5段 2009年6月9日付 夕刊 東京本社版 全5段