おやつの魅力に迫る広告特集を子どもの日(5/5)に掲載

 5月5日の子どもの日、大阪本社版朝刊で、誰もが思い出のある「おやつの時間」をテーマとした企画を掲載した。

 本企画の狙いは、家族がともに過ごす機会が多い子どもの日に、「おやつの時間」を話題にしてもらうとともに、今一度、その意義について考えてもらうことにあった。

 紙面では、大阪・松屋町の老舗、創業100余年の菓子・玩具店「タニカトーイ」を営む谷澄夫さんに、おやつの魅力について語ってもらった。

2009年5月5日 朝刊 大阪本社版 2009年5月5日 朝刊 大阪本社版

おやつには、単におなかを満たすだけでなくさまざまな力があることや、想像性あふれるお菓子は子供の発想力を育むこと、駄菓子屋やスーパーでの買い物は、子どもが初めて経済の仕組みを学ぶことなどを伝えた。また、お菓子は子どもだけのものではなく、仕事の気分転換や職場のコミュニケーションに役立つなど、多くの人にとって「おやつの時間」はかけがえのないものであることを感じ取れるようにした。

 記事内容と昭和風のクリエーティブ、各菓子メーカーの広告に載った商品が合致し、趣のある紙面に仕上がった。

 読者からの反響は大きく、広告主提供の「おやつパック」プレゼントには1,600件以上の応募があった。また、応募と同時に実施したアンケートには、「紙面を子どもに見せて思い出話をしました」「子どもの頃の記憶がよみがえってきます」といった企画の感想から、「おやつを通じて姑と仲直りしました」「会社で毎朝アメを配ることで、部下の心をつかもうとしています」といったような、思わずほほえんでしまうエピソードも多数寄せられた。本企画を通じて「おやつ」の魅力を改めて読者に感じてもらうことができた。

(大阪本社広告局 食品担当 神出 亮)