テレビ朝日とタイアップ「ハッピーブックキャンペーン」出版各社の夕刊マルチプル広告特集を展開

 バレンタインデーの贈り物といえばチョコレートが定番だが、今年はチョコに加えて「本」を贈ることを呼びかけた広告特集が、「バレンタインデーに本を贈ろう~ハッピーブックキャンペーン」だ。年齢や性別に関係なく活字離れ、読書離れが進んでいると危惧(きぐ)される昨今、「本を贈り合う」ことで書籍に触れる機会を増やしたいと考えた。

 テレビ朝日と始めた連携の枠組み「もっとチャレンジ!朝日新聞×テレビ朝日」を活用し、東京本社版夕刊と首都圏エリアでのテレビCMでキャンペーンを展開した。

 まず朝日新聞では、2月2日付で掲載した出版各社の夕刊マルチプル広告特集を核に、1月上旬からキャンペーン告知広告を複数回掲載した。告知広告では、読者から贈りたい本に関する質問を受け付け、これに書店員が答える仕掛けや、無料会員サービス「アスパラクラブ」を利用し、贈りたい本のアンケートを実施するなど、読者参加の視点も意識した。

 一方、テレビ朝日では、大木優紀、堂真理子の両アナウンサーが 出演する30秒CMを制作し、放送した。2人はナビゲーターとして新聞紙上にも登場し、新聞とテレビにまたがる企画の橋渡し役を演じてもらった。

 この企画の読者アンケートへの応募の総計は約5千件となり、大きな反響を得た。また、新聞広告、テレビCMとも好評で、ご協力いただいた書店員の方からも「このような呼びかけを続けてほしい」とうれしいお言葉をいただいた。

 2010年は「国民読書年」にあたる。「読書推進」につながる取り組みを、今後さらに進めていきたい。

(東京本社広告局出版担当 才藤由紀子)

1/10 夕刊
1/26 夕刊
(1/26〜2/13 10回掲載)
テレビ朝日の30秒CM
(インフォマーシャル)

2/2 夕刊マルチプル広告特集(下の紙面は一部抜粋)

8・9面
4面
1面