百貨店、専門店、アウトレットなどのフェアやセールを告知する小型広告が増えている。コンパクトなスペースで連日にわたって掲載することで、効果的に訴求することができるのが特徴だ。ここでは、その事例の一部を紹介する。
■ 東武百貨店池袋店
「ワールドウォッチフェア」開催2日前と期間中に小型広告を、前日に全5段広告を掲載した。(8/19・23 夕刊 小型広告、8/20 夕刊 全5段)
■ チェルシージャパン
「御殿場プレミアム・アウトレット」「佐野プレミアム・アウトレット」のバーゲンスタート2日前と前日、終了直前に小型広告を展開。スタート当日には、全15段広告を掲載した。( 8/20・21・29 朝刊 小型広告、8/22 朝刊 全15段)
木曜日から開催される「ハンズメッセ2008」の告知を、開催日前日と日曜日に打ちたいと考えていたところ、小型広告を使ったカウントダウン展開の提案を朝日新聞社から受けました。社会面の4コマ漫画スペースは特に注目度が高く、高い効果が望めると判断し、同スペースに4日間連続で出稿しました。
小型広告は編集記事の中にはめ込まれている、もしくは記事に非常に近い位置に置かれているので注目度が高く、費用対効果が高いととらえています。
クリエーティブに関しては、小さなスペースなので、ビジュアルではなく、言葉の持つパワーで注目していただけるように留意しました。しかし、言葉遊びにはならず「ハンズらしさ」を保ち、どの年代の方にも分かりやすい言葉で、共感していただける言葉をいかに選ぶかで苦慮しました。また思わず「くすっ」と笑えるようなコピーを目指しました。
読者からは、「面白い」という意見も多かった半面、東急ハンズのコーポレートカラーがグリーンベースなので「ハンズらしくない」という意見もいただくなど、様々な反響がありました。今後もお客様が感じている「ハンズらしさとは何か」を常に念頭に置きながら、新たな広告展開を進めたいと思います。
(東急ハンズ 営業企画部 山本優子氏)