10月の「乳がん月間」を目前に本紙とジェイヌードでピンクリボン特集を掲載

9/15 朝刊 9/15 朝刊

 現在、日本人女性の20人に1人がかかると言われる乳がん。早期発見によって高い確率で治癒するがんであることから、早期診断、早期治療が大切である。そのことを伝える「ピンクリボン」活動に、朝日新聞社が取り組みはじめて今年で7年目。様々な企業とのコラボレーションにより、イベントの認知度も徐々に上がり始めている。一方で認知は上がったものの、実際の検診率をどう上げていくかという新たな課題も出始めている。

 今年は例年11月に掲載しているイベントの採録記事とは別に、9月の朝刊で「乳がん月間(10月)」の事前特集記事を掲載。「毎日の健康を応援します」というメッセージを伝える森永乳業の全5段広告とともに、乳がん月間の事前の盛り上げを図った。

 また、女性向けのフリーメディア『ジェイヌード』9月18日号でも、ピンクリボン特集を掲載。真ん中の4ページが抜き出せるブック・イン・ブック形式とした。表紙は、ピンクリボンフェスティバルのアンバサダーである、サンリオの「ピンクリボンキティ」で飾り、アイキャッチとした。中の記事ページでは自己検診方法や検診Q&Aなど、具体的なアクションにつながるように意識をした内容を掲載。セコム損害保険、富国生命保険、ワコールに協賛いただき、5ページにわたって特集した。

 同誌は、朝日新聞社が主催するシンポジウムやウオークイベントでも配布。また、ピンクリボン特集部分を30万部以上増刷りして、協賛社の顧客などに配り、営業ツールとしても活用いただいた。読者から乳がん検診についての疑問を募集するアンケートもつけ、今後の企画の参考にできるようにした。

 ピンクリボンに取り組む企業は年々増え始めている。立場は違えども、乳がんの早期発見、早期治療の重要さを世に浸透させようという気持ちは共通している。そんな企業の思いを読者に伝える広告企画を来年以降も展開していきたい。

(東京本社広告局業務推進担当 田村直子)

『ジェイヌード』

 9/18号 Vol.56 フロント面
 P8・9

同号内ピンクリボン特集

 P7
 P10・11