自然の大切さを学び環境を考える「朝日モリコロ里山学校」を開催

 「自然の叡智(えいち)」をテーマとし開催された愛・地球博から3年目の今年、その理念の継承を目指したイベント「朝日モリコロ里山学校」を8月に実施した。自治体、NPO、環境ボランティア団体や大学等の協力のもと、「森の健康診断と木こり体験」「グリーンマップ」「モリコロ自然教室」の3つの環境教育プログラムを用意。小中学生を対象に家族で参加できる内容とし、夏休みの自由研究や家族の思い出づくりの場を提供した。

 「森の健康診断と木こり体験」では、森の土壌や植生を観察。植林の成長数値の算出や間伐などの体験も行った。「グリーンマップ」では、グローバルアイコンと呼ばれる環境絵文字を活用し、犬山の里山のグリーンマップ作成を行った。「モリコロ自然教室」では、植物の光合成の働きについて学んでもらうとともに、愛・地球博跡地「海上の森」の自然観察、小枝・木の実などを活用した自然工作教室などを行った。

 参加者アンケートでは、9割を超える方が次回も参加意向があると答えた。読者や広告主からも好評をいただいた。今後も環境問題や環境保全についての情報発信となる企画を、里をテーマにしながら取り組んでいきたい。

(名古屋本社広告部)

9/13 朝刊 名古屋本社版

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