地域ブランドの「五島手延うどん」首都圏での認知向上を図る

2007年 11 / 26 夕刊 2007年 11 / 26 夕刊

 日本列島の西端にある長崎県。そのさらに西の海上に浮かぶ五島列島に、古くから伝わる細い手延べの“五島うどん”がある。長崎県ではこの地域ブランドを全国区ブランドにするために、百貨店やスーパーなどの流通網を充実させてきた。

 流通整備に伴い認知度・ブランド力を向上させるために、長崎県と朝日新聞社では、女性専用料理教室『ABC Cooking Studio(以下ABC)』で約2,500人(累計)の試食会を開催。20~30代の女性を中心とした少人数制のABCのレッスンで、講師が生徒たちにうどんの魅力を伝えた。グループインタビューによると、彼女たちは普段、自宅でその日の出来事を家族や友達に話すという。料理への感度が高い女性の口コミ効果を狙って、東京本社版夕刊で彼女たちの「生の声」を掲載し、うどんの素材の良さを訴求した。

 各店舗から遠い読者が手軽に商品を購入できるようにと、ネットと電話で購入できる体制も整備。他紙、他媒体にも掲載されたが、本紙で特に大きな反響があった。

(西部本社広告部)