クラウドファンディングサイト「A-port」を新設 3月スタートに向け起案者を募集

 朝日新聞社は、ウェブ上で誰もが広く資金集めができる「クラウドファンディング」のサイト「A-port」(エーポート)を3月に立ち上げます。また、A-portで資金を募る「起案者」を募集します。

ロゴ(デザイン:植原亮輔氏) ロゴ(デザイン:植原亮輔氏)

 クラウドファンディングとは、「こんなモノやサービスを生み出したい」といった夢やアイデアを持つ人が、専用のウェブサイト上で呼びかけ、共感した人から広く資金調達できる米国発の新しい仕組みです。誰でも手軽に、比較的少額から支援できるのが特徴です。

 A-portでは、本社の発信力を活用し、資金を必要としている「プロジェクト」の魅力を伝えていきます。日本各地に眠るアイデアや才能を掘り起こして支援を呼びかけ、経済や地域の活性化を目指します。夢ある人が船の帆を立てて出帆するイメージを、「port」(港)の言葉とロゴに込めました。ものづくりや芸術、イベント、スポーツ、ジャーナリズムなど、様々な分野のプロジェクトを紹介していきます。

 サイトの立ち上げにあたっては、映画やアートなどのプロジェクトを扱うクラウドファンディングの大手サイトを運営する「MotionGallery(モーションギャラリー)」と提携します。A-portの決済システムや運営は同社のサポートを受けます。

 サイト開設を前に、プロジェクトを立ち上げる「起案者」を募集しています。起案は朝日新聞社が審査し、採用を決めます。「新商品の開発費を集めたい」「こんな作品を創りたい」といった夢やアイデアのある方は、個人、団体、企業を問わずメールでお問い合わせください。詳しくはこちらへ。

 夢ある人と支援したい人を結ぶ場を提供することで、世の中の課題を解決に近づけ、新しいビジネスや商品を生み出し、各地の魅力ある文化や伝統を盛り上げ、経済や地域の活性化につなげたい。そんなビジョンを持って準備を進めていきます。

■お申し込み・お問い合わせはこちらへメールをお送り下さい。 info@a-port-mail.com
■A-port 告知サイト: http://www.asahi.com/shimbun/medialab/aport/