昨年6月に亡くなったグラフィックデザイナーでアートディレクターの中村誠氏の回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」が、東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催されている。
同氏は1949年に資生堂に入社して以来、役員まで歴任して2000年に退職するまで「一業、一社、一生、一広告」をモットーに、数多くの企業広告を手がけてきた。資生堂のコーポレートアイデンティティを表現するため、印刷技術を駆使し、独特の世界観を創り出した。
本展では、同氏の自宅に残されていた未公開資料も交えながら、その創作プロセスを明らかにし、生涯追求し続けた美の世界と企業デザインの関係を紹介している。
会期:2014年6月3日(火)~29日(日)
場所:資生堂ギャラリー(東京都中央区銀座8-8-3) 入場無料
主催:資生堂
企画協力:柏木博(武蔵野美術大学教授)
詳しくはこちらへ(資生堂ギャラリーホームページ)
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