朝日新聞社では30を超える多彩なデジタルメディア、コミュニティーを持ち、様々な形で、生活者とのエンゲージメントの構築を図っています。
男性、女性、若年層、中高年の方々、趣味嗜好などに合わせて様々なメディアを展開。これらのメディアから課題・ターゲットに合わせて、最適なご提案を行うことが可能です。複数のメディアを組み合わせた展開が容易にできる、というのも特徴。それぞれのメディアに合った文脈で、マルチな展開も行うことができ、広告主からのありとあらゆるご要望にもお応えします。
多種多様なニーズに応える30以上のメディアを展開
各メディアには、個性豊かな編集長がおり、広告主のコミュニケーション課題に対して、これまで新聞社として培ってきた「ジャーナリズム+α」の力で、ユーザーの共感を得る切り口・文脈(コンテクスト)を提案し、課題解決に導いていくことを強みとしています。
各編集長がエディトリアルな視点で課題解決の切り口を提案
コンテンツラボ・事例紹介
◆介護の仕事の魅力を啓発(厚生労働省補助事業)
ユーザーに届く最適なコンテンツを多面的に展開
◆&Mでの展開
このプロジェクトでは、介護という仕事を、そのメディアならではの切り口で描くことが求められました。「朝日新聞デジタル&M」は、社会で年月を積み重ね、仕事もプライベートも充実し、知的好奇心が旺盛な男性に向けたライフスタイルマガジンです。ユーザーには、洗練されたものに対するこだわりを持った方が多いと日々感じています。そんなユーザーのみなさんに訴えるには、ステレオタイプな介護のイメージをがらりと変えるような、驚きのあるコンテンツが作れないかと考えました。
そこで出会ったのが、インド出身のクリエイティブ・ディレクター、マンジョット・ベディさん。介護福祉士やヘルパーなど、介護現場で働く人たちをモデルにして、アート感満載のポートレートに仕上げた写真展を開催していました。優美なしぐさで頰杖を突く女性や、白シャツの胸をはだけてカメラを見据える男性など、介護職のカッコよさが際立つ作品でした。
インタビューするなかで、マンジョットさんがこの企画に取り組んだ原点には、日常生活のなかで感じたギャップがあると知りました。「日本の介護の世界は、中と外で気持ちや見方に大きなギャップがあります。特に外からの目は、偏見に近いものも多い。介護職員自身が自分を尊敬し、自分の魅力を再発見できるようなことをやりたい」とマンジョットさんは語っていました。
さらに話をうかがうと、来日して30年になるマンジョットさん自身の思いや、我々自身に突きつけられるようなコメントが返ってきました。「どの仕事だって、嫌な上司がいたり、厳しい言葉をかけられたりと、キツいことは多い。厳しい現実のなかで、みんな誇りをもって頑張っている。そういう仕事の大切な部分、ポジティブな面を人々に伝えることの大切さは、どの仕事でも同じです」。
取材を終えたころには、カッコよさというものの本質や、縁遠いと感じていた介護の仕事に、我々自身が少し近づけたように感じました。その感覚がダイレクトに伝わるように書いたのが、&Mの「介護職のカッコよさをプロのクリエーターがプロデュース その思い、表現技法とは」という記事でした。
(「&」編集部)