「Advertising Week Asia 2024（アドバタイジング・ウィーク・アジア2024）」の開催が迫ってきた。9月17日～20日、場所は東京アメリカンクラブ（港区）だ。昨年同様、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド形式での実施となる。
広告朝日では9月5日に「注目のプログラムをご紹介」とのタイトルで、9月18日午後の「ブランド成長の論理」と同20日午後の「世界から見た日本ブランド、可能性への通知簿 ジャパンブランド調査2024」を取り上げた。
「Advertising Week Asia 2024」には、まだまだ魅力的なプログラムがある。今回は、さらに以下の三つを案内する。
9月18日午後3時40分～同4時20分 「ダイバーシティ経営の視点から考えるイノベーション」]
【概要】
昨今、SDGsやDE&I（ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン）を重視する企業経営が求められている。
サステナビリティレポートの公表などが当たり前になってきている一方で、SDGsやDE&Iという領域において、具体的なアウトプットを出すことに苦心している企業も少なくない。
ダイバーシティ経営を実行していく中での課題や、ダイバーシティ経営の実践から得られる効果、また、企業がイノベーションを実現するために多様性がどのように寄与するのか。ダイバーシティ経営の現在地と、これからについての議論を提供する。
9月19日午後5時20分～同6時 「資生堂が挑戦する新価値創造マーケティング」
【概要】
資生堂の北原規稚子さんは2024年7月に新価値創造マーケティング本部長に就任し、ブランドごとのマーケティングのみならず、カンパニー横断でのマーケティングを実行している。マネジメントの傍ら、自ら音声広告の作詞もしている北原さんを話し手として、Z世代に向けてのコミュニケーションの在り方も含め、資生堂の新たな挑戦の狙いと成果を深掘りする。
9月20日午後1時半～同2時10分 「DE＆I時代のマーケティングに必要な『アンステレオタイプ』とは？ UN Women×JAAA 特別セッション」
【概要】
昨今のマーケティング活動において日本だけでなく世界的な重要課題であるDE&I。ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを推進する国連機関UN Women日本事務所からゲストを迎え、10年にわたるジェンダー平等実現のムーブメント「HeForShe」や「Unstereotype Alliance」について共有する。
さらに、マーケティングに従事する方々と、日本の広告業界におけるDE&Iの推進に向けて、一緒に考える。
【全体のイベント概要】
日時 ：2024年9月17日（火）～9月20日（金）
場所 ：東京アメリカンクラブ（港区）
チケット：公式サイトにて発売中