朝刊1面記事の下に掲載される書籍広告「サンヤツ」。新聞の旧15段組み紙面の3段分を8分割したスペースから「サンヤツ」と通称されている広告欄だ。記事面との統一感を出すため、イラストや写真は使えず文字だけで構成されるサンヤツは、1949年に朝日新聞が初めて掲載してから半世紀以上にわたり、出版広告の基本形として朝刊1面の顔となってきた。
その「サンヤツ」を、紙面に掲載したイメージそのままにウェブで閲覧できるサービス「今日のサンヤツ」が、月間200万ページビューを誇る朝日新聞社の出版情報ポータルサイト「アサヒ・コムBOOK」に、今年の4月1日から開設された(http://book.asahi.com/sanyatsu/)。当日(東京本社掲載日)掲載されたサンヤツの画像イメージをクリックすると書名が拡大され、著者名、出版社名、価格など詳しい書誌情報を見ることができる。検索機能もあり、4月1日以降にサンヤツに掲載された書籍をさかのぼって閲覧することも可能だ。出版社のホームページにもリンクしており、アマゾン、紀伊國屋ブックウェブなどのオンライン書店で購入もできる。書籍情報の宝庫である「今日のサンヤツ」をぜひご活用いただきたい。
(東京本社広告局出版担当)
本紙掲載当日(東京本社版)のサンヤツがウェブにアップされ(左)、それぞれクリックすると詳細が見られる(右)