2018年度の優れたマーケティング活動を表彰する「日本マーケティング大賞」選考委員会(選考委員長・高田 覚 朝日新聞社 取締役)は、「第11回 日本マーケティング大賞 グランプリ」に、「ポカリスエットのマーケティング」を選出しました。
また、今回から新設した「準グランプリ」に、「『漫画 君たちはどう生きるか』のマーケティング」を選出、奨励賞5件、地域賞3件を選びましたので発表します。
表彰式は 6月21日(金)、赤坂インターシティコンファレンス(東京都港区赤坂)にて行います。
『日本マーケティング大賞』は、厳しい経済環境の中でも、企業・自治体・団体等の組織における新しいマーケティングやコミュニケーションの手法、もしくはビジネスモデルの開発を積極的に促すことで、消費者の生活の向上と経済・社会の活性化に資する活動を奨励し、マーケティングのプレステージを高めることを目的として2007年に発表、第1回は2009年より実施されました。
第11回目となる本年は、大賞を「グランプリ」と改称し、新たに「準グランプリ」を設けました。日本の市場が成熟化する中で、成長につながる創意工夫が凝らされたプロジェクトが多くエントリー、厳選な審査の中から上記が選出されました。
日本マーケティング大賞 グランプリ 1件
●中高校生に寄り添うブランドを目指す「ポカリスエット」のマーケティング (大塚製薬株式会社)
受賞理由:ターゲットユーザー(中高生)が毎年入れ替わる難しい商品でありながら、総合的なマーケティングでターゲット層から共感・共鳴を得ることに成功。「中高生に寄り添うブランド」としてイメージを形成し、市場を拡大し続けている。
日本マーケティング大賞 準グランプリ 1件
●『漫画 君たちはどう生きるか』のマーケティング(株式会社マガジンハウス)
受賞理由:社会的視点が切り拓いた新しい市場
日本マーケティング大賞 奨励賞 5件
●耳で聴かない音楽会(公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団)
受賞理由:テクノロジーを駆使した新市場創造マーケティング
●「お絵かき爽ハッピー」(株式会社ロッテ)
受賞理由:新しい食体験の提案で新たなポジションを獲得
●COGY あきらめない人の車いす(株式会社 TESS)
受賞理由:ポジショニングとコミュニケーションによる社会的課題の解決
●「神戸タータン」による地域連携マーケティングプラットフォーム構築(神戸タータン協議会)
受賞理由:地域ブランド普及の新たなマーケティング手法
●老舗書店「有隣堂」の挑戦(株式会社有隣堂)
受賞理由:低迷市場における新たなポジションの創造
日本マーケティング大賞 地域賞 3件
●阪急うめだ本店デパ地下 「食品メーカーとコラボでヒットを連発するオンリーワン戦略」
(株式会社阪急阪神百貨店/関西地区)
●南島原発!宅配クリーニング Nexcy/ネクシー
(株式会社クラスタス/九州地区)
●高校がまちを変える~廃校からの決断~
(三笠市/北海道地区)
詳細は、日本マーケティング協会 ウェブサイトをご覧ください。
公益社団法人 日本マーケティング協会
担当:服部・松本
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