「チケットぴあ」購入・申込み完了の瞬間にアプローチできる広告 CookieによらずAIと膨大な自社データを活用し高いパフォーマンスを実現

 ぴあと朝日新聞社が手を組み、「ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社」、通称「PANX」となって1年が過ぎました。ここでは、2023年11月21日(火)にオンラインで開催された「ぴあ朝日ネクストスコープ 新商品発表会」のリポートを通して、PANX社独自のソリューションを活用した新商品をご紹介します。
     

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1stパーティの膨大な購入データを活用した広告商品

執行役員 データマーケティング管掌 市川雅仁から、PANX社独自のソリューションを最大限に活用した新商品が発表されました。

市川:新商品、「PIA Premium Engagement Ads #Post Purchase」についてご説明します。
日本最大級のチケットサイト、「チケットぴあ」の購入申し込み完了という特別な瞬間に、高いパフォーマンスでメッセージを届け、ポジティブに反応したユーザーの可視化ができるCookieレスな広告&データソリューションです。

画像2・PIA Premium Engagement Ads #Post Purchaseとは

大きく4つの特徴があり、まず1つ目が、「チケットぴあ限定」であること。チケット購入という高揚感の中で、チケット購入・申し込み完了直後のお客さまだけにリーチ可能です。 

2つ目が、「購入・申し込み完了直後の瞬間」です。新しいオファーにお客さまが最も興味を示すタイミングである、購入完了直後の瞬間を活用できます。 

3つ目が、「優れたAI 高いパフォーマンス」です。eコマースに特化したマーケティングテクノロジー企業で、AI活用領域でも数々の受賞歴を持つRoktと提携することで実現したすぐれたAIや機械学習アルゴリズムに加えて、ぴあの会員データ、購買データ、行動データで高いパフォーマンスと成果を発揮します。 

4つ目が、「クッキーレス」です。1stパーティデータの活用により、ITP3rdパーティCookie規制などの影響を受けずに、より効率的な顧客の獲得、また、精緻にユーザーを可視化することができます。

画像3・4つの特徴

まず、「チケットぴあ限定」について。
「チケットぴあ」は、音楽、演劇、スポーツ、映画など、常時2万件のイベントが登録され、1,750万人を超える会員組織、年間7,500万枚ものチケットを発券する、日本最大級のチケット販売サイトです。 

コロナ禍を経て、ライブエンタテインメントの市場規模は拡大を予測しています。2019年のライブエンタテインメントの市場規模は6,295億円で、この10年間で約2倍に拡大しました。2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込むことはありましたが、2023年には、2019年の水準まで回復を見せ、2025年には、市場規模は6,639億円に達する見込みです。

画像4・ライブエンタメ市場規模

また、新しい消費、「トキ消費」のビジネス機会にも活用いただけるのではないかと考えています。モノ消費、コト消費に次ぐ消費と言われており、同じ趣向を持つ人々と一緒に、その時、その場でしか味わえない盛り上がりを楽しむ消費です。 

ライブエンタメについては、この「トキ消費」が持つ3要素、非再現性、参加性、貢献性をすべて満たすと言われています。コロナ禍でオンライン化が進み、スマホやSNSの普及が加速しました。いっぽうで、SNS疲れや、リア充のアピールとも取られる反動から、単独で何かを体験するコト商品に対する欲求が薄れてきているとも言われています。
このような中で、「トキ消費」を活用するというのも、この商品が果たせる役割ではないかと考えています。

画像5・トキ消費を活用

2つ目に、「購入・申し込み完了直後の瞬間」にアプローチできるのが本商品の特徴です。「チケットぴあ」の購入・申し込み完了という、特別な瞬間に、ユーザーにリーチが可能です。 

まず、購入完了直後の瞬間、ユーザーが集中してポジティブなマインドを持つ最高のタイミングにリーチして、高いパフォーマンスを実現します。加えて、すぐれたAIを活用したテクノロジーでメッセージを届けられます。 

本プロダクトでは、ユーザーのデータ、つまり、ぴあの会員データをAIがリアルタイムに分析します。広告主のオファーに最もエンゲージメント確度が高いコンテンツを瞬時に選出して掲示し、関連性の高いメッセージを届けます。

画像6・購入完了直後のタイミングを活用

また、ユーザーが集中して、新しいオファーを受け入れやすい精神状態にある、購入完了の瞬間である「トランザクションモーメント」を活用できます。
この瞬間というのは、一般的なコンテンツと比べて7倍エンゲージメント率が高く、86%のユーザーが最もハッピーになると答えています。さらに、余計なタスクが発生しませんので、アクションを阻害する要素が28%と少ないタイミングでもあります。

画像7・トランザクションモーメント

続いて、「AIパフォーマンス」についてです。
ユーザー個人の興味を学習したAIによる広告配信の最適化です。本商品の場合、上のオレンジ色のボタンをクリック(ポジティブエンゲージメント)した場合のみ広告料金の課金対象になり、下の薄いグレーのボタンのクリック(ネガティブクリック)は課金対象になりません。 

ユーザーが表示された広告に対してポジティブなのか、ネガティブなのかをきちんと判別し、ポジティブなクリックだけ課金され、かつネガティブなものに対しては、広告配信最適化のための機械学習に組み込まれます。 

「チケットぴあ」では、「PIA Premium Engagement Ads #Post Purchase」を提供するにあたり、2021年から、チケットぴあの購入・申込み完了面での機械学習の強化や、A/Bテストなどを通じて、広告パフォーマンス強化を継続してきました。 

その結果、ポジティブエンゲージメントでは、平均クリック率が7.3%と、一般的なディスプレイ広告と比較して、約10倍から20倍の非常に高いパフォーマンスを発揮しています。
加えて、ビューアビリティに関しては95%と、非常に高い視認性を発揮しています。

画像8・AIパフォーマンス
画像9・高い広告パフォーマンス

本商品は、3rdパーティにまったく依存しないクッキーレスによる商品で、ターゲティングだけでなく、ユーザーを可視化する点にも活用できます。 

1つ目は、広告キャンペーンにおけるユーザー分類別、クリエイティブ別のパフォーマンスの可視化です。基本的なレポートに加えて、ぴあ会員に基づいた属性、年代や性別ごとでのクリエイティブのパフォーマンスデータをレポーティングします。 

2つ目は、ポジティブエンゲージメントユーザーの可視化です。広告のオファーに積極的にアクションしたユーザーを、ぴあの会員データや購買データ、行動データといった独自のプロファイルで可視化します。

画像10・独自のファーストパーティーデータ

下図が配信イメージです。PC、モバイルでモーダル型の広告です。左はテキストとボタン(1枚目)で、右は、画像が伴ったモーダル型(2枚目以降の場合)です。

画像11・配信イメージ

最後にサービスメニューをご紹介します。現在、2つのメニューをご用意しています。
Moderateプランは、「チケットぴあ」での購入申し込み完了直後の瞬間という、新しいオファーに最も興味を示す特別な瞬間に広告を表示します。また、ぴあの豊富で多彩な会員・購買データや、Roktの優れたAI/機械学習を活用し、親和性の高いユーザーにブランドのメッセージを届けます。 

Superiorプランは、上記に加えて、ポジティブエンゲージメントユーザー数を強化し、さらに、メッセージにポジティブに反応したユーザーを、独自の会員データ、購買データ、行動データで可視化するメニューになります。

画像12・サービスメニュー

ご興味がありましたら、製品ページ(https://data.pia.co.jp/pia-premium-engagement-ads-post-purchase/)から媒体資料をダウンロードいただくか、PANX社の営業担当までご連絡ください。

お問い合わせ先
メール:dmp-salesteam@panx.co.jp
フォーム:https://data.pia.co.jp/contact/
◆ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社 ビジネスプロデュースディビジョン
https://data.pia.co.jp/

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日本最大級のチケットサイト「チケットぴあ」の購入・申し込み完了という特別な瞬間に高いパフォーマンスでメッセージを届け、ポジティブに反応したユーザーの可視化ができるCookieレスな広告&データソリューションです。詳細は資料をご覧ください。

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