企業の課題に、新聞社ならではのクリエーティブ力で応える 「ASAHI CREATIVE LAB」の強みとは

 多様化するクライアントの課題に対し、紙とデジタル、30を超える多様なWEBメディアを横断して、新聞社ならではのクリエーティブ力で広告コンテンツを制作する「ASAHI CREATIVE LAB」(朝日新聞社メディア事業本部)。その強みや今後の展望を、アートディレクターの大来悠亮に聞きました。

朝日クリエイティブラボ(ASAHI CREATIVE LAB)

読者の心に響き、質の高いコンテンツをつくる
プロフェッショナルがそろう

 「ASAHI CREATIVE LAB」は、編集部門の記者出身のコンテンツディレクターやメディアプランナー、紙面やデジタル、動画…それぞれの媒体に適した表現力を持つクリエイティブディレクター、アートディレクター、映像ディレクター、グラフィックデザイナーなど、多彩なバックボーンをもつ専門家の集団です。朝日新聞社では昔からアートディレクターをはじめとしたクリエーティブ人材が、新聞広告のより高度な表現を追求してきましたが、現在はデジタルコンテンツや動画制作のクリエーターも多く在籍しています。

トリミング)ACL_大来さんP1

 私はもともとUX/UIデザイナーで、デザイン事務所や広告会社で企業サイトやデジタル広告の制作に携わってきました。朝日新聞社に入社して驚いたのが、社内に多くのクリエーティブ人材がいるということ。新聞社に高い制作力を持った広告クリエーティブの人材がいることは、あまり知られていないのではないでしょうか。新聞広告の表現にたけた同僚や、私のようにデジタルでの表現が得意な人間など、多様なメンバーが活発にアイデアを出し合い、メディアの枠を超えた企画を提案しています。紙もデジタルも融合したクリエーティブを実現できる態勢です。

 「ASAHI CREATIVE LAB」は「ジャーナリズムは、拡張する。」をコンセプトとして掲げています。朝日新聞の創刊から140年以上の歴史のなかで培ってきた取材力やコンテンツ制作力を駆使し、読者が今、求めているもの、読みたいもの、見たいものをつくる。生活者の心に響き、時代の空気をつくりあげる。良質な情報を届け、暮らしを豊かにする。そんな広告コンテンツづくりのプロフェッショナルがそろっていることが、私たちの強みだと考えています。

{ASAHI CREATIVE LAB}

ASAHI CREATIVE LAB

長年培ってきた取材・編集力やデジタルの知見を生かした制作力で、企業のマーケティング課題にお応えしています。

新聞、多様なターゲットを持つデジタルメディアを活用し、
記事、動画、イベントをワンストップで制作

 朝日新聞社は紙の朝日新聞と朝日新聞デジタルに加え、30を超えるWEBメディアを運営しています。ニュースや社会課題解決型のメディアのほか、シニア、Z世代などの世代や興味関心、ライフスタイルにフォーカスした多様なターゲットを持つメディアがあり、クライアントの課題を解決するのに適したメディアを活用してコンテンツを制作します。

 動画制作にも力をいれており、広告タイアップ動画の監督経験が豊富な映像ディレクターも活躍。新聞社ならではの報道ヘリや、ドローンを使った空撮によるインパクトある映像もクライアントや読者から高い評価をいただいています。

映像クリエイションチームのトータル施策の例(ACL)

映像クリエイションチームの一連の施策例

 「ASAHI CREATIVE LAB」では、紙面と多様なデジタルメディア、動画、特設サイト制作、リアル・オンラインのイベントなどをかけあわせたコンテンツを、ワンストップで制作できます。豊富な人脈を生かし、広告キャンペーンでは起用が難しいとされる著名人をキャスティングしてのイベントや記事コンテンツも制作しています。

広告企画の取材・編集力や、人脈を生かしたキャスティング

 例えば、5月5日の「こどもの日」に著名人が理想の未来の社会を考える広告特集「未来空想新聞」(パナソニック)は、新聞社ならではの取材力やキャスティング力を生かした企画です。「未来の環境」「テクノロジー」「多様な個性や関係性」「人間らしさ」など、さまざまな視点から、40を超える著名人や団体のインタビューや寄稿を取材・編集しました。編集局出身のコンテンツディレクターの知見が生かされています。

制作事例未来空想新聞
(掲載メディア/朝日新聞別刷り、withnews)

ACL)未来空想新聞2040_1面-1
ACL)未来空想新聞2040_10面-1

2023年5月5日発行 別刷り広告特集

 サッポロビールとの共同運営メディア「CRAFT WORKS」では、日本各地でプロフェッショナルたちが仕事にこめる思いを取材。私たちには、長期連載や独自サイトの立ち上げ・運営にあたり、メディア運営のノウハウや編集力があります。

制作事例CRAFT WORKS
(掲載メディア/朝日新聞デジタルとサッポロビールの共同運営メディア)

craft works(ACL事例)

「CRAFT WORKS」サイト

 「AR元素周期表」(東京エレクトロン)のように、2012年から掲載し、毎年多くの読者に楽しみにしていただいている企画もあります。見開きの新聞紙面の大きさを生かした紙面企画をベースに、かるた、カードゲーム、クイズサイトの制作など、毎年新しい企画を開発しています。

制作事例AR元素周期表
(掲載メディア/朝日新聞<AR動画埋め込み>、カードゲーム、特設サイト)

AR元素周期表(ACL事例)

AR動画を埋め込んだ見開きの新聞紙面「AR元素周期表」(2022年7月30日付、見開き30段)。元素カードにARアプリをかざすと、元素の説明がアニメーション動画で再生される仕掛け

メディア運営で得たデータを、クリエーティブ制作に活用

 また、データを活用したクリエーティブ制作も大きな特徴です。朝日新聞社には月間1.8億PVの朝日新聞デジタルや、30を超えるWEBメディアで得たデジタルの知見があります。朝日新聞社の1st Party Dataを活用したデータソリューション「A-TANK」では、600万IDを超す朝日ID会員の属性、さまざまな媒体やサービスを通じたWEB行動情報、購買・応募履歴などのデータを蓄積。データの裏付けをもとに、生活者が今、どんなことに関心をもち、どんな課題を抱えているのか。どんなメッセージが心に響くのかを読み取り、クリエーティブやクライアントへの提案に役立てています。実施後の効果検証で、クリエーティブの改善にもデータを活用し、PDCAを回すことができます。

朝日広告賞で培われたクリエーターとのネットワーク
新聞とデジタルを連携し、企業の課題を解決する

 朝日新聞社の歴史の積み重ねを感じたのが、昨年70周年を迎えた朝日広告賞です。昨年の贈呈式で上映されたクリエーターインタビューの動画制作に私も関わりました。トップクリエーターに取材する機会は、私にとっても貴重な経験でした。朝日広告賞は広告業界では広く認知をいただいており、業界情報やクリエーティブに関する多くの知見が蓄積されています。7月に贈呈式があった2022年度(第71回)からは、新たに「デジタル連携の部」を設立。動画やARSNSとのつながりなど、新聞広告とデジタルが多彩に連携した企画も顕彰しています。朝日広告賞を通じて培われた知見やトップクリエーターとのネットワークも活用しながら、私たちもより一層、新聞とデジタルを組み合わせた企画の提案に力を入れます。

制作事例AAA CREATOR INTERVIEW#1 #佐藤可士和 #小山薫堂 #川腰和徳
(掲載メディア/WEB、動画)

ACL_大来さんP2

 メディアコンテンツには、自ら進んで手に取って、見てくださっている読者がいる。「ASAHI CREATIVE LAB」は、そんな特性も生かしながら、高いクリエーティブ力とメディア運営の知見、データソリューションを組み合わせて、企業の課題を解決していきます。

{ASAHI CREATIVE LAB}

ASAHI CREATIVE LAB

長年培ってきた取材・編集力やデジタルの知見を生かした制作力で、企業のマーケティング課題にお応えしています。

大来 悠亮(おおらい・ゆうすけ)

アートディレクター

1989年生まれ。長野県出身。アートディレクター/UXUIデザイナーとして主にオンスクリーンメディアのコンテンツ制作に携わる。デザイン事務所で数多くの企業サイト、デジタル広告を担当したのち、広告会社に出向。フリーランスの期間を経て、2022年に朝日新聞社に入社。主な受賞歴にCANNES LIONS Titanium Lion、TIAA グランプリ、D&AD Yellow Pencil、グッドデザイン賞 BEST100、文化庁メディア芸術祭優秀賞など。