日本新聞協会広告委員会は3月22日、「多メディア時代における新聞の役割とメディア接触者の動向調査」の結果を発表しました。メディア環境の変化に伴い、新聞や新聞広告への接触状況に変化が生じています。スマートフォンの普及により、インターネット経由でメディアが発信する情報に接することも増えてきました。そこで生活者のメディアへの接触状況、意識の変化などを調査した結果、新聞とインターネットは補完し合う特長を持ち、両者を組み合わせて使うことで広告効果の増大が期待できることが分かりました。
調査は全国の15歳以上79歳以下の男女1200人を対象に実施し、電子版やニュースサイト、SNSなどインターネット経由で見聞きされる新聞の情報を含め「新聞」として集計しています。テレビ、雑誌、ラジオについても同様です。
調査結果からは、生活者がメディアに対し最も重視する「情報が正確で信頼性が高い」や「中立・公正である」「情報が整理されている」「安心できる」といった項目で新聞はネットより高く評価されていました。これに対し、ネットは「日常生活に役立つ」「自分の視野を広げてくれる」「親しみやすい」といった項目で新聞よりスコアが高く、新聞とインターネットはそれぞれの特長を補完し合う関係にあることがうかがえます。
![多メディア時代の新聞_補完関係_3](http://p.potaufeu.asahi.com/37ad-p/picture/28357519/2d5ae404ca714ec7b16c97e3cc1b2de3.png)
新聞広告とインターネットを組み合わせた広告活動を展開することで、新聞広告の強みが発揮され、広告効果の増幅が期待できることが分かりました。
![多メディア時代_画像2](http://p.potaufeu.asahi.com/8356-p/picture/28358214/38090d4f8c39ff64dca57f5dddd9893e.png)
詳細は、日本新聞協会「新聞広告データアーカイブ」ウェブサイトをご覧ください。
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